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Posted by ブクログ 2013年07月21日
一冊の本を三年間かけて読み込む。
作中に出てきた単語や、表現、気になることがあれば徹底的に調べ、横道に大きくそれながら学んでいく。
まさに知るを楽しむといった授業。
とても面白そうな授業です。
私も学生の頃、こんな授業を受けたかった、と思います。
また、先生自身が学ぶことが好きで、凝り性で、そして...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月13日
国語の授業の大切さを知っている人には、この本のおもさがわかると思う。この本に描かれている伝説の教師 橋本武氏も、「国語は学ぶ力の背骨、生きる力そのものです」ともいっている。
この本に触れることで、私は中学時代の国語時間、恩師に自分の視点を褒められ、自信をつけたことを思い出した。
橋下武という方の、学...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月14日
中勘助『銀の匙』を中学3年間かけて読み込むという国語授業。大学の授業(研究)に似ている気がした。このことが、東大進学率向上にどう結びついたのかは、よくわりませんが、楽しい授業を準備するのは大変なだと、感じました。
又、人生において恩師や師匠などと呼べる人をモテることは、この上なく幸せなことなんだと...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月15日
兵庫県で生まれ育った自分にとって、灘中は雲の上の存在だった。目指すことすらはばかられて、そこに入った児とか出ようもんなら、物凄い騒ぎになっていた気がする。これ読んでて、名門たる理由の断片が垣間見えた気がした。国語って、特に才能に負う部分が大きくて、努力とか学習ではどうにもならん印象が強いけど、こうい...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月23日
以前から興味を持っていたけど、感心できる内容。その場しのぎの対策は「その時の」本人たちにとっては甘美だが、人生はその後も続いていくわけで。橋本先生のような一見本筋からそれているような、遠回りのような授業が結局「国語」の本筋なので。教科書ガイドをただ読むだけのような全く意味のない現代文、現代語訳を読む...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月25日
【恩師】
灘中で50年間教鞭をとられた国語の先生の話です。
文部省検定の教科書を一切使用せず、自作の教科書を使用し、結果的に東大合格日本一を達成しています。自作教科書の内容がいいか悪いかはよくわかりませんが、先生の情熱を感じます。その情熱が生徒たちにも伝わり、すばらしい結果をもたらしているのでしょ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月06日
橋本先生は6年かけて1冊の本を教えた。その内容は広範囲に及び、密度も濃いものだった。先生の準備は並大抵のものではなかったと思うが、時間のかかるガリバン刷りも「仕事だと割が合わない」と趣味にしてしまったそうで頭が下がる。
「偏見を打破するだけの実質をそなえていれば、どんなことを言われても笑ってすませら...続きを読む
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