灘中奇跡の国語教室 橋本武の超スロー・リーディング

灘中奇跡の国語教室 橋本武の超スロー・リーディング

814円 (税込)

4pt

橋本武の伝説の授業は、中勘助『銀の匙』一冊を中学3年間かけて読み込む。遠藤周作、東大総長、多くの医師などを育て、灘校の「東大合格日本一」に貢献。教え子が教育の本質を問う。

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灘中奇跡の国語教室 橋本武の超スロー・リーディング のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年07月21日

    一冊の本を三年間かけて読み込む。
    作中に出てきた単語や、表現、気になることがあれば徹底的に調べ、横道に大きくそれながら学んでいく。
    まさに知るを楽しむといった授業。
    とても面白そうな授業です。
    私も学生の頃、こんな授業を受けたかった、と思います。

    また、先生自身が学ぶことが好きで、凝り性で、そして...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月15日

    素晴らしい内容だった。灘という学校が非人間的な詰め込みではなかったことを知ったのも新鮮だったし、本当の知性を育てる教育についても描かれている。英語にも通じるものがある。ラストで、クライアントさんのフリースクールの母体のことにも触れられていて意外な驚きと可能性を感じた。

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    Posted by ブクログ 2011年11月13日

    国語の授業の大切さを知っている人には、この本のおもさがわかると思う。この本に描かれている伝説の教師 橋本武氏も、「国語は学ぶ力の背骨、生きる力そのものです」ともいっている。
    この本に触れることで、私は中学時代の国語時間、恩師に自分の視点を褒められ、自信をつけたことを思い出した。
    橋下武という方の、学...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    中勘助『銀の匙』を中学3年間かけて読み込むという国語授業。大学の授業(研究)に似ている気がした。このことが、東大進学率向上にどう結びついたのかは、よくわりませんが、楽しい授業を準備するのは大変なだと、感じました。

    又、人生において恩師や師匠などと呼べる人をモテることは、この上なく幸せなことなんだと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年04月15日

    兵庫県で生まれ育った自分にとって、灘中は雲の上の存在だった。目指すことすらはばかられて、そこに入った児とか出ようもんなら、物凄い騒ぎになっていた気がする。これ読んでて、名門たる理由の断片が垣間見えた気がした。国語って、特に才能に負う部分が大きくて、努力とか学習ではどうにもならん印象が強いけど、こうい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月23日

    以前から興味を持っていたけど、感心できる内容。その場しのぎの対策は「その時の」本人たちにとっては甘美だが、人生はその後も続いていくわけで。橋本先生のような一見本筋からそれているような、遠回りのような授業が結局「国語」の本筋なので。教科書ガイドをただ読むだけのような全く意味のない現代文、現代語訳を読む...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月15日

    巷で評判のスローリーディング。

    公立では、現代では、絶対無理なやり方です。
    でも、「こんなの無理だって」と読み流してはいけない。
    だって、橋本先生の根底にある教師としての情熱は、
    たとえ方法が違えども我々国語教師が持たねばならないものだから。

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    Posted by ブクログ 2012年03月25日

    【恩師】
    灘中で50年間教鞭をとられた国語の先生の話です。

    文部省検定の教科書を一切使用せず、自作の教科書を使用し、結果的に東大合格日本一を達成しています。自作教科書の内容がいいか悪いかはよくわかりませんが、先生の情熱を感じます。その情熱が生徒たちにも伝わり、すばらしい結果をもたらしているのでしょ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月06日

    橋本先生は6年かけて1冊の本を教えた。その内容は広範囲に及び、密度も濃いものだった。先生の準備は並大抵のものではなかったと思うが、時間のかかるガリバン刷りも「仕事だと割が合わない」と趣味にしてしまったそうで頭が下がる。
    「偏見を打破するだけの実質をそなえていれば、どんなことを言われても笑ってすませら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月16日

    こういう先生が灘中高に居たんだなぁ…という印象を覚えただけでした。
    逆に、最後に書かれていたゆとり教育に対する考え方の方が印象に残りました。

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