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ルネサンスの魅力のひとつが、その時代を生きた人々が織りなすドラマであることは真実である。そのため本書では、芸術家たちの人間的なドラマに徹底的に絞りたいと考えた。それもレオナルドとミケランジェロ、ラファエッロという、同時代を生きた三人が二度にわたって同じ街にいた時期をとりあげた(「まえがき」より一部改変して抜粋)。史実と仮説を織りまぜ、三巨匠たちの邂逅から運命までを描く。
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Posted by ブクログ
ルネサンスの三巨匠と作品を、分かりやすく並べて紹介している。 もっと知りたいと思わせてくれた。 入門向け新書としては十分。
ルネサンスの巨匠たちが登場する歴史小説+時代や人物の解説本。 小説部分と解説部分が交互に展開する、少し変わった構成だった。 小説部分の1つ目が熱い。ラファエロの視点でレオナルドとミケランジェロの創作風景を見るくだり、こんなの最高の二次創作だよ(褒めてる)。 当たり前だけれど、当時には『ダビデ像』と...続きを読むか『モナ・リザ』とかの名作が作られる過程を目撃した人々がいたんだよなあ。すごいことだ。 小説部分の2つ目は、レオナルドが『最後の審判』を描こうとしていた...かも...?という仮説に基づく物語。ちょっと眉唾感があって、個人的にはそこまで盛り上がらなかったな。最後の切なさはとても好き。 解説はルネサンスの時代や人物の概要を知れる、分かりやすくさくっと読める分量。 レオナルドの生涯って、意外とそこまでぱっとしない感じなんだ...!? 物語部分のノリで、作者さんに長編の歴史小説を書いてほしいなあ。
レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロ。この三者を個々に論じることはあるが、その交点を探った点が独自性か。反面、記述が薄くなってしまったのは、新書では仕方あるまい。
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池上英洋
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