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Posted by ブクログ
・ソーシャルノイズ=私たちの思考と行動を縛る、外部の規範・評価・期待のこと
・こうした外圧が私たちの頭の中には常に鳴り響いていて、日々の思考や行動に影響を与えています。これらは適度にある分にはいいのですが、過剰になると、規範を守ること、評価を上げること、期待に応えることそれ自体が「人生の目的」であるかのように錯覚します
・これまで経験したことに物語的な意味付けをして、自分の中で腹落ちさせていく。自分の人生にストーリーを立ち上げるリフレクションを通して、自分で自分の人生を「面白がる」態度が重要です。これが、自分の人生を自分の物語として生きる主体性だと思うのです。
・モヤモヤは、自分の価値観に気づくためのセンサーだと捉え直す。「こんなに腹が立っているのは、自分はこういうことを大切にしているからかも」と自分の特性を研究するのです
・リフレクションが上手な人は、成果やステータスの変化よりも、日々の何気ない「学び」に゙意識を向けています。つまり、「自分自身がどんな発見をして、どんな変化をしたのか?」ということです。
・飽きのリフレクション
飽きレベル1:面白さがよくわからなくて飽きる
飽きレベル2:わかったつもりになって飽きる
飽きレベル3:領域に熟達することで飽きる
・自己紹介の4つのレイヤー:①経歴、②強み、③興味、④価値観
・リフレクションが苦手な人は、なにかもやもやする出来事があったときに、自分のネガティブな感情を生み出した「犯人」について考えを巡らせます。感情のリフレクションが上手い人は、なにかもやもやすることがあったときに「自分の感情」そのものに目を向けます。そして、もやもやを生み出している自分の「価値観」を見つめます
・「傷」とは「大切にしたているものを大切にされなかった(できなかった)ときに起こる心の動き及びその記憶」
・自分の関心を「成果」から「技術」にずらすことは、ソーシャルノイズに対する現実的な予防策であり、人生における「気長な投資法」なのです
・技の変化に目を向ける6つの問いかけ
①速くできるようになったことは?
②こだわるようになったことは?
③細かく見えるようになったことは?
④勘が働くようになったことは?
⑤迷いが生じるようになったことは?
⑥かつては誤解していたことは?
・哲学の世界には「真・善・美」という言葉があります。その基準は人によって異なります。私たちは皆、じぶんだけの「真・善・美」を持っていて、自分にとって何が正しいのか、自分にとって何が良いのか、自分にとって何が美しいのかを判断しています。それを本書では信念と呼んでいます。
・価値観とは、日々の仕事や成果において「何を大切にしたいか」の個別の判断基準。信念は複数の価値観の根底に横たわる基準、ないしは複数の価値観の集積として形成される統合的基準です。価値観が「点」なら信念は「線」です
・「自分についてほとんど理解できていない」という前提に立って、小さなヒントから自分の特性を暴き出す。
Posted by ブクログ
「静かな時間の使い方」。
それは、ソーシャルノイズから距離を取り、「自分」について徹底的に言語化する「リフレクション」する時間。
このリフレクションの技術を体系的に学び、最終的に自分の軸・信念を明確にします。
ソーシャルノイズとは私たちの思考と行動を縛る、外部の規範・評価・期待のこと。私たちはスマホの常時接続により、いつでもどこでも情報や通知、「いいね」などの評価、リアクションのプレッシャーにさらされています。
まず自分がどんなソーシャルノイズに影響を受けやすいかを知り、リフレクションをすることで何が得られるのか、その効果が段階を追って解説されていて、とてもわかりやすく、また実践しやすい内容でした。
いざ自分の内面と向き合おうとすると、漠然として中途半端なまま終わりがちですが、リフレクションを習慣化することで、考えや価値観を少しずつ掘り下げ、自分の解像度をどんどん上げていけそうです。
Posted by ブクログ
「仕事・人生が上手くいく!最強の自己分析法」と銘打っても遜色ない内容であり、書籍のタイトルから予想したチルタイムの過ごし方以上の収穫があった。
でもまあ、ビジネス寄りのタイトルだったらダサかったかも。
本書では、自身の価値観、そして価値観の源泉である信念を明らかにすることの大切さを説く。
実際に、価値観を書き出し、自分史を振り返り、信念を探ってみた。
まだ解像度の荒い信念であるものの、さまざまな行動や感情の辻褄が合い、自分の行動原理が明らかになったようで驚いた。
本書を実践することで、ソーシャルノイズにまみれた世の中でも、自分の道を見つけることができる。
Posted by ブクログ
静かな時間の使い方
自分の解像度を上げる「独りの思索」の全技法
著:安斎勇樹
出版社:朝日新聞出版
帯に、「静寂の中でのリフレクション(内省)こそが、自分の解像度をあげる最高のスキル」とあり、手にする
確かに我々は騒音の中で、自ら振り返ることなしに、業務をただ消化しているように思える。それを脱出するためには、内省が必要である
自分のタイプにあったものをうまく使うが推奨です。
気になったのは、以下です。
自らのやる気:内発的動機を大事にする
ソーシャルノイズ:外圧が、その内発的動機を奪い去っている
内発的動機を取り戻すために必要なのは、「静かな時間」である
静かな時間をつかって内省し、自分を見つめ直すことで自分の人生を取り戻す
ソーシャルノイズ:私たちの思考と行動を縛る、外部の規範、評価、期待のこと
(常時接続、可視化、即時化、ログ化)
①社会の規範
②市場のスコア
③共同体の空気
弊害
④行き過ぎた実力主義
⑤規範による役割矯正
⑥スコアにある序列化
焦点にある問題
⑦常時監視社会、疲労社会⇒燃え尽きへ
ソーシャルノイズ耐性
社会規範に影響:誘惑されやすい: 常識礼賛タイプ
社会規範に影響:抑圧されやすい: 逸脱不安タイプ
市場スコアに影響:誘惑されやすい: 競争中毒タイプ
市場スコアに影響:抑圧されやすい: 評価疲弊タイプ
共同体の空気に影響:誘惑されやすい:承認依存タイプ
共同体の空気に影響:抑圧されやすい:視線過激タイプ
静かな時間を確保する具体的戦略
有限性の認識 人生は、4000週間しかない
選択と集中 重要度×緊急度マトリクス、やることリスト、やらないことリスト
時間割・スケジューリング タイムブロッキング、ポモドーロテクニック、朝活
習慣化・仕組み化 ルーティン化、習慣形成アプリ、リマインダー
注意力・集中力 携帯通知オフ、SNS断食、瞑想、個室作業
外部化・委任 外注、権限移譲、チーム活用
リアクションしない、遅くする
沈黙タイムを作る
マイルールの作成
2つのリフレクション
分析的リフレクション
・論理重視
・因果の法則を見つける
・必然性に注目
・再現性の向上
・再発防止
物語的リフレクション
・感情重視
・ストーリーをつくる
・偶然性に注目
・納得感の醸成
・前向きにとらえる
4つの習慣
①心のモヤモヤから他人を追い出す
アトラクター:誘惑者 出す
コントローラ:抑圧者 出す
メンター:師匠 共生
パートナー:仲間 共生
②日々の何気ない学びにフォーカスする
③自分の興味の飽きに敏感になる
レベル1:面白さがよくわからないであきる
レベル2:わかったつもりであきる
レベル3:熟達することであきる
④定期的に自己紹介をアップデートする
経歴
強み
興味
価値観
感情のリフレクション
5つのステップ
①モヤモヤしたできごとを思い出す
②自分の感情を言語化する
③自分の傷を言語化する
④自分の欲望を言語化する
⑤自分の価値観を言語化する
技術のリフレクション
試行錯誤の過程に目を向ける
成果重視型
・結果に固執する
・失敗を避ける
・過去の成功を再現する
・学びは目標達成の手段
上達重視型
・過程を楽しめる
・失敗を歓迎する
・新しいやり方を試す
・学びそのものが目的
興味のリフレクション
興味をそだてる4ステップ
①何となく気になる
②一時的にはまっている
③主体的に調べ、探求する
④専門家として、アイデンティティの確立
興味のレンズ
①学問
②職能
③趣向
信念のリフレクション
信念:自分の仕事と人生における、正しさ、よさ、美しさの統合基準
信念をリフレッシュする4つのステップ
①基本カテゴリの価値観を書き出す
②価値観どうしの共通点と関係性を探る
③ライフヒストリーを掘り下げる
④しっくる表現を磨く
信念のリフレクションを高める最強の方法:勉強すること
目次
はじめに
第1部:基本編
第1章 仕事と人生を妨害する「ソーシャルノイズ」 ――「静かな時間」を確保する方法
第2章 静かな時間を充実させる「リフレクション」の習慣
第2部:実践編
第3章 感情のリフレクション ――自分の「傷と欲望」に目を向ける
第4章 技術のリフレクション ――自分の「技」を磨き、「成果」を手放す
第5章 興味のリフレクション ――自分の「面白い」のツボを探る
第6章 信念のリフレクション ――自分の「大切なこと」を言語化する
おわりに
ISBN:9784023324756
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:1600円(本体)
2026年04月20日 第1刷発行
Posted by ブクログ
内省を通じた自己理解を深めることの重要性はいろんな本で書かれているが、個人的には自分が読んだ同じジャンルの本の中で本書が一番わかりやすかった。
展開として
・今、リフレクション(内省)が必要な理由
・自分の解像度を上げるとは
・具体的なステップ
概念についてもしっかり深く考察しながら重要性を説きながら、具体的なステップも筆者の事例を基に展開されていて非常にわかりやすく、実用的であった。
具体的なアクションまで落とし込んでくれており、かつ状況に応じた取り組まれ方まで現代人に寄り添ってもらえている点がありがたい。
取り組みを通じた自分の理解を深めるきっかけをもらった。読み返しながら更に理解を深めたい。
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ビジネス・実用
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