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常世と現世
現代日本と異世界。箪笥とサクラの木で繋がっていて、でも時間の進み方が違う。そこで出会った、お互いがお互いにとっての生きる意味だった。でも不器用だった。
売り言葉に買い言葉で決定的亀裂が。
そこから再会できるまでの焦燥と、生命の危機的状況をくぐり抜けて、さらにすれ違って。
最後はやっと!やっとです。
言葉を交わして心を通わせるって、こんなに難しかったかしら...なんて考えてしまいました。
一言
大事な家族という存在からセイくんは割と早めに、奈枝さんはセイくんが大人になってから、異性として好きになった。
たった数回の邂逅だったけど、一生を左右するくらいに惹かれていたんだね。
ただ、お互いに言えなかった。
好き、の一言が言えたら解決した事も相当拗らせたね。
タイミングが難しい問題ではあったけど。
セイくんが中学生の時に想いを伝えても、奈枝さんには弟にしか見えなかっただろうし、二十歳の時には喧嘩してしまった。
まだ奈枝さんに恋の自覚も無かったからね。
その時に告白してたら、まだ現世への未練が残ったかも?
ようやく結ばれて、ホントに良かった。
セイくんにとっては25年、奈枝さんにとっては一年。
こんなに違う時間軸でも愛は育つんだねー。
もう少し、二人がラブラブになってからの展開が読みたかったかな?
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