てんたまおや知らズどっぺるげんげる

てんたまおや知らズどっぺるげんげる

1,771円 (税込)

8pt

3.0

文壇妖怪随一の才子で美男。本物の芥川を理想化したかのように、頭も顔もスタイルもオリジナルより上。彼が襲うのは小市民タイプで、芥川の夭折した年齢よりも年上の文士である。「どっぺるげんげるを見たら死ぬ」という俗説に付け込んで最初は本人そっくりの姿で夢に現れ、次第に美男から自殺前の芥川へと風貌を変える。……が、実は純文学を守る妖怪でもある。──(本文より)

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てんたまおや知らズどっぺるげんげる のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2015年09月02日

    『ドン・キホーテの「論争」』を先に読んでおいたほうが良いと思う。

    夢について書かれた部分が多く、その他いろいろあってかなり読むのに根気がいる。
    でも、「論争」のときに作者がどういう状態だったのか少し分かって嬉しかった。

    「…」(引用)という風に、いろいろな人の言葉(小説以外にも)が引用されている...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「この小説はフィクションでありここに登場する笙野頼子は架空の人物です」。
    そんな言わずもがななご注意をしなければまずいほど、純文学事情がセキララに語られる。
    バーチャル日本に跳梁する言語妖怪との果てなき戦い

    0

てんたまおや知らズどっぺるげんげる の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2013年09月06日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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