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小売業として初めて1万店以上もの出店を成し遂げ、日本一のコンビニとして成長を続けるセブン‐イレブン・ジャパン。周囲の猛反対を受けながらも未知の分野でプロジェクトを立ち上げ、今日に至るまでの繁栄の基盤をつくった鈴木敏文の「原点」とは何か。創業から30余年、1500回に及ぶ全体会議で語り続け、セブン‐イレブン大躍進の基盤となった「商売の奥義」を明らかにする!
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Posted by ブクログ
商売の基本4原則とは「品揃え」「鮮度」「クリーンリネス」「フレンドリーサービス」の徹底,という基礎基本を、どうすれば組織全体で意識共有できるのか,に取り組んだ実学でした。 自分なりの仮説・信念を持つ、お客様の立場を考え続ける・そして意見を聞く、ストアロイヤリティーの信用娘には基本を徹底すること、とい...続きを読むった商売の基礎基本を貫くことが大事と何度も繰り返し述べられていた。 特に気に入ったフレーズは「マーケティングをわかりやすく言えば、消費者の一人ひとりが今望んでいる事は何かを理解し,それを満足させてあげるためにはどうすれば良いのかを考え,検証し実行すること」
セブンイレブンの全体会議での同氏の話のなかから、精選された話題を集約している。読み進めると、おそらく「あたりまえ」と思われることばかり書いていることに気づくが、逆に「あたりまえのことをあたりまえにやる」重要性に気づかされる本。特に、顧客視点、リーダーシップという点で示唆のある言葉が多い(引用参照)
基本の徹底とデータから見た仮説・検証。 まったくビジネスはどこでも同じだ。 そして心理学としての商品陳列、(53000円の羽毛布団と18000円のものを置くと、18000円のものが売れるが、間に35000円のものを置くと53000円のものが売れるようになる)という話が印象的
著者が繰り返し言う四つの基本原則はあらゆる仕事に共通する。その他にも微に入り細に入り考えさせること繰り返し言及する。これがまさにゼブンの強さの根源とも言える。とにかくリーダーは徹底すること、させることが重要だと言うこと。とても参考になった。
本当にいいことばかり書いてある。商売の4原則(品揃え、鮮度管理、クリンリネス、フレンドリーサービス)をベースに、当たり前のことを言っている。経験や、勘ではなく、データを活用すべきところ、データではなく仮説・検証繰り返して顧客思考を研ぎ澄ましていくべきところ。ナゼそうした方がいいのか、この人の言葉はそ...続きを読むの理由があるから気持ちがいい。 ・お客様はどういう行動を取るだろうか? ・お客様はどう感じるだろうか これが原点であり、ここに応えていくことがセブン&アイを大きく成長させる原動力だったのだろう。トヨタの仕事をしていた時にも思ったことだが、少しくらい宗教っぽい企業の方がうまくいく。会社や仕事に一丸となれるのは特定の宗教との契約がない日本人の強みなのかもしれない。
かなり前に読んだ本。細部は忘れたが、今日のセブンイレブンの発展の礎となった考え方が書いてあったと記憶する。 ようやく当地にもセブンがやってきたが、以前から利用していたチェーンの利用頻度が低下したのは事実。最終的には商品力と思う。他チェーンの姿勢はセブンとの比較・後追いばかりで、商品と顧客に向き合って...続きを読むいないと映る。そのセブンも満点ではないが。自分の仕事ぶりの確認の意味でももう一度読んでみたいと思える一冊。
以前から興味あった鈴木氏のセブンイレブンFC会議での発言をまとめた本。 終始一貫しているのは「基本を継続して実行することが大切」ということ。 自分はコンシューマー相手の商売ではないが、相手に関係なく必要なエッセンスが詰まっていた。 期間をおいて再読したい。
基本原則を徹底的に守る すべてはお客様のために ひとつひとつの細かな努力がお客様の満足、そして売上につながるんだなという心構えが、体得、できた感じがした 文章も終始丁寧文で読者に語りかけるような優しい口調
オススメの一言 「いい人」というのは、仕事ができない 「「いい人」というのは、仕事ができない」、オススメの一言にあげた言葉だが、この言葉に反論を覚える方も多くいるだろう。仕事においての「いい人」は口うるさくなく、話のわかる、そんな優しいイメージだろう。しかし、その人が自分に対して文句を言ってこな...続きを読むい、あまり干渉してこない、だからいい人なんだと思っている場合も多くある。 セブンイレブン会長の鈴木敏文は、仕事のできる人とはしっかりした自分を持っている、それを具体的に提示でき、絶対に妥協を許さない「うるさい人」だと言っている。 著書を読んでいると、著者の妥協を許さない、徹底した仕事の様子が伺える。商品の質や、顧客のことを考えた商品配置、商品開発等もあるが、何よりも基本を確実に実行することだと著者は伝えている。ちなみにセブンイレブンは品ぞろえ、鮮度管理、クリンリネス(清潔)、フレンドリーサービスの基本四原則を掲げているが、その中の一つでも欠けたら、顧客の信用を失ってしまう、顧客が他のお店に行ってしまうのである。 著者の徹底した仕事の様子も読んでいて驚いてしまったが、他に私が興味を持ったのはマネジメントの部分である。これからゼミナール連合会という、ゼミ大会の運営等をする組織で副委員長として活動をしていくことがこの前決まったのだが、特に人づきあいも上手くなく、どちらかというと今まで上に立つこともなく活動していた人間に何が出来るのだろうと考えていたのだが、著書の中で「相手の自発性を引き出すことができるのは、自分が仕事に対して熱意をもって取り組んでいるときだけです。」という文章を読んだとき、なんだがはっとさせられた。 この文章の後には、自分のやりたいことを明確にし、それを熱意をもって相手に接すれば相手の協力を得られる、といった補足や、他の部分だとみんなが一つのことに関心を持ち、問題が起きた際には自分の問題として徹底的に話し合い、解決することが必要だ、というような内容も書かれているのだが、その一つひとつの言葉に説得力があり、読んでいて共感させられてしまう。 3年生になって、サークルやバイト等で上の立場に立つことになった人も多いのではないだろうか。はっとさせられる言葉や行動が多く載っている本なので、今上の立場に立っている人も、これから先社会に出ていく人にも読んでほしい一冊だ。
とても分かりやすく書かれていて一日で一気に読むことができた◎ 一見すると当たり前のことのように思うかもしれないが、基本の基本を徹底的に押さえることの大切さを教えてくれた。
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鈴木敏文 商売の原点
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