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Posted by ブクログ
類型化のための方法論を知りたかったので、本書を手に取った。修士論文執筆中に一読していれば、構成が大きく変わっていただろう。著者がいうように、適用範囲が広いので、生物学に限らず多くの分野で「系統樹思考」は応用できるフレームワークで非常に魅力的である。類型化、分類のためには、この系統樹思考を理解しておく必要がある。ただ「学問分類と学問系譜とは異なる」ことも同様に了解しておかなければならない。分類して群思考(group-thinking:同じ対象物を離散カテゴリー化によって近縁性を見出し体系化)で認知することと、系統樹思考(tree-thinking:対象物間の系譜関係によって体系化)で推論することは本質的に異なる。この点を確認できただけも大きな収穫だった。
Posted by ブクログ
正直なところ、一度読んだだけで理解できるとは思えないので買ったままほったらかしにしてあったが、勇気を出して読んでみた。
読んだけど、それで理解できたわけではないし、とても面白いというわけでもないけど、「この本を理解したい」「面白いと思えるようになりたい」って感じの本。
レイヤー、ネットワーク、系統樹、類型、形而上、進化、認知と様々なものを思いっきり新書サイズに詰め込んだ感じで、少し読みにくい点はあるものの間違いなく「読んでよかった」と思えた。なるほど不思議なものだ。
単なる系統樹の説明だけでなく、世の中を「系統樹的に理解しようとする性向」というのを人は持つとのことで、他の著書も読んでみたいと思う(あと巻末の文献リストがエクセレントなオーラを発しているのでこっちも読みたい)
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
科学としての歴史の復権!
失われた過去をいかに復元するか?
系統樹はことばです――
新しい「ことば」を身に付けることはいつでもわくわくするものです。
これまで読み書きできなかった系統樹という「図形言語」が使えるようになれば、自分の視野が広がるから。
[ 目次 ]
プロローグ 祖先からのイコン―躍動する「生命の樹」
第1章 「歴史」としての系統樹―科学の対象としての歴史の復権
第2章 「言葉」としての系統樹―もの言うグラフ、唄うネットワーク インテルメッツォ 系統樹をめぐるエピソード二題
第3章 「推論」としての系統樹―推定・比較・検証
第4章 系統樹の根は広がり続ける エピローグ 万物は系統のもとに―クオ・ヴァディス?
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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