人生論ノート

人生論ノート

440円 (税込)

2pt

死について、幸福について、懐疑について、偽善について、個性について、など23題――ハイデッガーに師事し、哲学者、社会評論家、文学者として昭和初期における華々しい存在であった三木清の、肌のぬくもりさえ感じさせる珠玉の名論文集。その多方面にわたる文筆活動が、どのような主体から生れたかを、率直な自己表現のなかにうかがわせるものとして、重要な意味をもつ。

...続きを読む

人生論ノート のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月12日

    三木清は先崎彰容氏の推薦ということで手に取ったが、大変良かった。

    構成は、「習慣について」「怒について」など短い章に分かれている。 
    言われていることはヨーロッパの思想に似ているが、それを唐突に直感的に書いていて、背景と理由は説明してもらえないところが日本思想。

    と思いつつ読み進めていたら、まさ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月10日

    【読もうと思った理由】
    かなり時間は経ってしまったが、以前読んだ「行く先はいつも名著が教えてくれる」(秋満吉彦氏著)の中で、名著として紹介されていた書籍の中の一冊だ。(他の名著が気になる方は、上記書籍の感想欄に一覧を載せております)最終的には、秋満氏が名著として紹介していた12冊は、全て読みたく思っ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月17日

    薄い本なのに、読み進められないところがある。
    そう思うと、あまりの言い分に首っ引きになってしまう項がある。

    1つ1つのカテゴリー、例えば生や死、娯楽といった分野ごとに話をまとめてくれているので、どこからでも読むことができます。
    なので、★5をつけていながら、ほとんど読み込めていないところもあります...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年01月17日

    一回だけでは、全てを理解しきるのは難しい。
    けど、今の時代に必要なことがそれぞれの要素として短くも濃くまとまっている。

    そのときに必要だと思った項目だけ読むのだけでもいいと思える。

    生きることで起こりうるものであり、何が自分達にとってふさわしい生き方であるのか、よく考えてみたいときには推奨できる...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年12月29日

    2018/5/31

    幸福と成功の違いに関する説明が明解で分かりやすく、納得できた。幸福は自分が尺度になり、成功は他人が尺度になるということ。

    0

    Posted by ブクログ 2019年11月01日

    ちょっと思い悩んだとき、或いは気になることがあったときにページをめくると、スッと気持ちが落ち着く本。どのテーマも身近なものばかりだけど、気軽に読めるというわけではない。哲学者だけあって、難しい表現もあるので、一度読んだだけでは自分のレベルでは理解できないことが多かった。
    この本は手元において、何度も...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年10月16日

    普段自分が持つような疑問、考えに真正面からこたえてくれる。文体も量も読みやすく、感銘を受けた文章がたくさんある。これから何度も読み返したい。「君たちはどう生きるか」と並ぶ、個人的に枕元にでも置いておきたい一冊。

    0

    Posted by ブクログ 2015年06月10日

    これから人生を生きていくために参考になる言葉がいくつか見つかった。再度読み直した際に、発見できる味わいもあると思う。再読必須

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月22日

    「死は観念である、と私は書いた。これに対して生とは何であるか。生とは想像である」

    ・・・わからん!!!!!!!!!


    死や、幸福、怒り、孤独、成功、嫉妬、偽善などのテーマについてそれぞれの考察が短く書かれておりますが、

    ・・・・わからん!!!!!!!!


    十年後読んでみて、一文一文がす...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月11日

    170ページちょっとの薄い本。
    だがしかし、内容が濃い。
    私の場合は精神年齢が本に追いついていないせいか
    内容を理解するのに時間がかかりました。
    昭和二十九年発行。
    当時の学生さんはすんなり本の内容を受け入れていたのかと思うと、昔の人々の成長スピードの速さに驚かされます。

    この本が難しく感じる理由...続きを読む

    0

人生論ノート の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

三木清 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す