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ネットワーク、IT化によって誕生した新しい経済それが、ソーシャルな資本主義だ。規模の利益など従来の常識が通じない経済とどのようにつきあえばよいのか? 国家・企業に必要な戦略を提言する21世紀経済解体新書。
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Posted by ブクログ
我らが親分國領二郎さんの著書。僕の人生の目標の一つに「世の中の仕組みを理解すること」というのがあるのだが、情報技術により世界がどうなっているのかということが網羅的に解説されており、いろいろ腹落ちする。また、(これは國領さんのワザなのだが)ところどころで未来をチラ見せしたり、現象のからくりや本質をチョ...続きを読むロっと書いていたりする。もちろん、この一冊で世の中の仕組み全てが分かる訳ではないが、ビジネスは、社会は、コミュニティはどうなっているのか、経営だけでなく、人生の戦略をどう考えるべきかなど、とても参考になる一冊。理事になられたので授業の機会が減ると思うが、こういう話をじっくり聞きたいものだなあ。
生産者と消費者が繋がっていないからTVなどの広告媒体を使ったブランド化で安心して購入してもらう必要があった。ネット社会では生産者と消費者の距離が短く、つながるようになっていくために、信頼関係が大切になる。信頼してもらい、見せてもらえる関係ができるか?地域で頑張っている工務店はまさにこの視点で仕事をさ...続きを読むれていると感じる。そんなお客様に選んでいただける会社であり続けたい。
ソーシャルメディア、センサーネットワークなど、ヒトとヒト、モノとモノ、モノとヒト等、様々な繋がりの中で共通性と多様性あるいはオープンアーキテクチャとネットワーク外部性を蓋然性を高めて創発させることが重要と説きその根底は信頼にあると結論付ける。 また、ICT次のように分析しているのもとても納得感があ...続きを読むる。 「コンピュータの黎明期には、ハードウエアの性能がまだ低かったので、よりよいハードウェアを持った企業が情報先進企業でした。これが第一期です。1980年代ぐらいになって、ハードウェアの性能が良くなってきて、むしろソフトウェアの優劣や生産性が大きな課題となる時代が始まりました。これが第二期です。よりよいソフトウェアを開発したり、導入することが競争力の差となりました。 そして、今ネットワーク上から様々なソフトを調達できるようになってくると、それをいかに使いこなして、上質な情報を得て、活用できるかが問われる時代となってきました。情報そのものが問われる第三期、ということです。」 ビッグデータ、マーケティング、フリー、メイカーズからネットワーク理論、社会心理学など最近のテクノロジーや経済・経営の動きそしてアカデミックな理論などの組み合わせが多種多様で目まぐるしい展開について行くのに一抹の厳しさを感じましたが、これが現代社会なのだろうな。
國領さんの久々の単著。この10年くらいの考えがとても良くまとまっていると思う。特に、初心者への分かりやすさと、内容の深さのバランスが良い。 「ソーシャル」によりつながりが生まれることで、資本主義そのものの在り方が変わりつつある、という主張は納得感がある。
信頼というつながりが持てると強い、ということなのだけど、何かビッグデータのほうに話が行きがち。企業は「見せてもらえる」という強み、と感じたいかもしれないが、消費者は「見られてしまっている」という弱みに感じている、かもしれない。 つながりという名の囲い込み的視点がやや感じられるかな~と思ったけれど、あ...続きを読むくまで消費者目線の本ではなく、経営戦略、というサブタイトルからはそれが当然か。 そちらの視点で見ると、創発、蓋然性というのがキーワードで、これは非常に共感する。もうひとつ、「結社」というのが決め手かなあ。 何かを作った、開発した、というのではなく、そういった場作りこそが肝要だとすると、あれこれ直さなきゃいけないことだらけだと、じっと手を見る。
恩師國領先生の著書。ここ数年、パネルや講演、普段の話でおっしゃっていたことが整理され、まとまった印象だ。「ソーシャル」を公共私というくくりでとらえ、情報を共有することによるイノベーションや懸念事項についても分かりやすく書かれている。ただ、弟子として欲を言えば、オープン・アーキテクチャ戦略を読んだとき...続きを読むのような、「ずっと先」のきらめく未来が見えていればなあ、、なんて気もしたが、それは先生に甘えすぎで、自分たちがやっていかなきゃいけないことだろうな。
十数年前の「オープン・アーキテクチャ戦略」以来だったが、特に目新しいものを感じることができず残念だった。 十数年前の考え方からプレていないところは良いと思うのだが、結局、社会インフラ、すなわちツールとしてのネットワークの特徴というところは理解できるものの、それによって促される新たな価値観(と著者が主...続きを読む張するもの)である「創発」とは具体的に何であるのか、またそのような動きによって、経済活動はどのように変化していくのかについては、明確な記述がなく、ゆえに新たな資本主義というほどのリアリティが感じられなかった。
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