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Posted by ブクログ 2010年10月07日
サイードが『文化と帝国主義』の中で「帝国主義」という定義に触れ、領土を支配するイデオロギー的な理論と実践、またそれがかかえる様々な姿勢だって言っていたけど、日本風土の基層から笙野節でそのことが書かれているんだよ。サイードさんと笙野さんって結びつき難いようで奇妙な私の中の結び付きを感じた。
「日本国...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月04日
難しい。
金毘羅はごく私的なカウンター神。伊勢神宮や、国家的な神道に対するアンチテーゼ。彼らが国を統一する時に反逆し切り捨てられた少彦名。そんな金毘羅が死んだ女の子に宿った。人間の母は金毘羅を男のように学問をさせて男のように育てる=女であることを否定する。女であることは、この男性中心社会において金毘...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月20日
壱で必死に追いすがって、弐で引き込まれて参で感動し、四で混乱させられました…。「自分の言葉で」書かれた私小説と言う感じ。もう一度読めば違う印象かも。
「そもそも日本国民の殆どはロジックに載せてまともに日本語を使う能力などありません。矛盾した事をころころいいながら自分の感情だけ身振りだけを表現するので...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月12日
5年くらい前に読みかけで止まってたのを読み返しました。忘れすぎてて初めて読んだみたいだった。
わたしの理解が追い付いているとは思えないんだけども、これは笙野作品でよく言われるフェミニズムとかジェンダーとかそういうのとは違って、発達障害的な生きづらさなのかなと思ったよ。
国家宗教のだけじゃなく、性や、...続きを読む
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