ミルトン・フリードマン 生涯と思想(上)
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ミルトン・フリードマン 生涯と思想(上)

5,500円 (税込)

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■ケインズと並び、20世紀世界に最も影響を与えた経済学者、ミルトン・フリードマン。フリードマンの公刊および未公刊著作を徹底的に調査した本書は、彼の非凡な全生涯を丹念かつ精緻に再現すると同時に、20世紀の経済学、経済・金融・政治の軌跡をたどり、現代世界に対するフリードマンの巨大な知的影響力を明らかにする。

■フリードマンは経済学者の枠を超えた存在だった。フリードマンは個人の自由と、より豊かで自由で開かれた世界のための「自由の哲学」を提示し、実際の政策を変えさせた。変動相場制、負の所得税などフリードマンの一見クレイジーなアイデアは、いまの世界にも大きな影響を与え続けている。

■本書は、フリードマンを取り巻く経済学者、中央銀行家、政治家との関係を通して、彼の思想と行動の特異性を浮き彫りにする。さらに『資本主義と自由』や『選択の自由』を支えた妻ローズ、『合衆国金融史』の共著者アンナ・シュウォーツ、恒常所得仮説の構築に寄与したマーガレット・リードなど、彼を支えた女性研究者に初めて光を当てる。

■上巻ではフリードマンが経済学者として地位を築いていく様子を、恩師アーサー・バーンズ、義兄アーロン・ディレクター、生涯の友人ジョージ・スティグラー、フリードリヒ・ハイエクらとの交流も交えて描く。

【内容構成】
序章
第I部 起源
第1章 ローウェイの町からラトガース大学へ
第2章 シカゴ・プラン
第3章 ルーム・セブンのギャングたち

第II部 ニューディール期のワシントン
第4章 財政革命
第5章 ケインズを疑う

第III部 第2期シカゴ学派
第6章 コウルズ委員会を征服する
第7章 法と経済学
第8章 陰の立役者たち

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    続巻入荷
    5,500円 (税込)
    ■ケインズと並び、20世紀世界に最も影響を与えた経済学者、ミルトン・フリードマン。フリードマンの公刊および未公刊著作を徹底的に調査した本書は、彼の非凡な全生涯を丹念かつ精緻に再現すると同時に、20世紀の経済学、経済・金融・政治の軌跡をたどり、現代世界に対するフリードマンの巨大な知的影響力を明らかにする。 ■フリードマンは経済学者の枠を超えた存在だった。フリードマンは個人の自由と、より豊かで自由で開かれた世界のための「自由の哲学」を提示し、実際の政策を変えさせた。変動相場制、負の所得税などフリードマンの一見クレイジーなアイデアは、いまの世界にも大きな影響を与え続けている。 ■本書は、フリードマンを取り巻く経済学者、中央銀行家、政治家との関係を通して、彼の思想と行動の特異性を浮き彫りにする。さらに『資本主義と自由』や『選択の自由』を支えた妻ローズ、『合衆国金融史』の共著者アンナ・シュウォーツ、恒常所得仮説の構築に寄与したマーガレット・リードなど、彼を支えた女性研究者に初めて光を当てる。 ■上巻ではフリードマンが経済学者として地位を築いていく様子を、恩師アーサー・バーンズ、義兄アーロン・ディレクター、生涯の友人ジョージ・スティグラー、フリードリヒ・ハイエクらとの交流も交えて描く。 【内容構成】 序章 第I部 起源 第1章 ローウェイの町からラトガース大学へ 第2章 シカゴ・プラン 第3章 ルーム・セブンのギャングたち 第II部 ニューディール期のワシントン 第4章 財政革命 第5章 ケインズを疑う 第III部 第2期シカゴ学派 第6章 コウルズ委員会を征服する 第7章 法と経済学 第8章 陰の立役者たち
  • ミルトン・フリードマン 生涯と思想(下)
    続巻入荷
    5,500円 (税込)
    ■マネタリズム、恒常所得仮説、自然失業率仮説、変動相場制、負の所得税、教育バウチャー、徴兵制の廃止……フリードマンの斬新で広範に及ぶアイデアは、発表当初こそ主流派から異端視されたものの、やがてニューケインジアンたちにも受け入れられるようになった。「フリードマンは死んだ」と言われるが、その知的遺産は現代世界に生き続けている。 ■下巻は、1960年代から晩年までの後半生を描く。フリードマンは1962年に『資本主義と自由』を、1963年にアンナ・シュウォーツとの共著『合衆国金融史』を発表し、経済学者としての世界的名声を確立すると同時に、新保守主義の理論的支柱となり、英サッチャー首相や米レーガン大統領ら政治家との関わりを深めていく。 ■また、ポール・サミュエルソンらケインズ派やFRB議長となったアーサー・バーンズとの対立、バーンズの後任となったボルカーFRB議長との複雑な関係、および、世界的影響力の頂点にあった時期の功績と、21世紀以降に強まったフリードマンへの批判を描く。 ■さらに統治や倫理、正義に関わる問題を注視し続けた政治経済学者としてのフリードマンの知的貢献の意義を明らかにする。 【内容構成】 第IV部 ある保守主義者の良心 第9章 政治経済学者 第10章 フィリップス曲線 第V部 大インフレ 第11章 インフレを助長するFed 第12章 サンチアゴでの6日間 第13章 マネーこそ重要だ 第14章 ボルカー・ショック 第VI部 マネタリズムの時代 第15章 幸運な二人 エピローグ ヘリコプター・マネー

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