酒場歳時記

酒場歳時記

523円 (税込)

2pt

4.0

頑なに自分流儀を貫く店主、酒と肴をこよなく愛する心優しき人々……昔ながらの大衆酒場で夜毎繰り広げられる人間ドラマ。多種多様の顔を持つ東京の名物酒場を飲み歩き、酒場を巡る四季と人間模様を活写する。酒場での感動を詠み込んだ「酒場八十八句集」を巻末に収載。

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酒場歳時記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年09月18日

    日本を代表するパンクバンド ポニーキャンプのレイくんの紹介による、私にとっては禁断の一冊。

    高知ご出身の著者は奇しくも私と同業の酒場詩人であった。

    ただし、私のスタイルがランボーの「地獄の季節」的であるのに対し、氏のそれは歴史に思いを馳せ、その詩に出会う人の酒をうまくする効用の面で私のそれを圧倒...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年09月10日

    某BS放送の「酒場放浪記」のファンです。番組最後のテロップで映される俳句を見て、纏めて読めるといいなと思っていました。番組の飄々とした感じが活字になるとどんな具合か、ちょっと心配でしたが、いい意味で別物でした。どちらも類さんらしくて趣きがあります。私はエピローグの小品がテンポもよくて好きです。

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    Posted by ブクログ 2019年07月01日

    まだ「酒場放浪記」がスタートしたばかりの頃のエッセイ。類さんは、思った以上に(失礼!)文学的な文章をお書きになる。
    世代的にも、私達よりもしっかりとした日本語を書くよう話すように言われていた世代だからというベースもあるし、そのうえで類さんご自身が画家であり俳人であるから、情景の切り取り方が上手で、描...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月23日

    酒場。この言葉には酒飲みを引き付ける独特の響きとイメージがある。ハイカラで、粋で、そして暖かい。常連もいれば一現もいて、他にはない世界が存在する。そんな異空間で、歳時を詠むなんて、なんて洒落てるのか。

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    Posted by ブクログ 2021年01月14日

     「酒場という聖地へ、酒を求め、肴を求めさまよう…」でおなじみ(?)、吉田類の本。東京にある、昔ながらのカウンターに大将と女将に常連さん、のような居酒屋について、俳句を交えてエッセイ風に紹介、かと思ったら、俳句がメインになって、酒場俳句について語る、かと思ったら、飲んだ時のエピソードが短編小説風に書...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年01月05日

    BS-TBSで放送されている「酒場放浪記」でおなじみの吉田類による
    酒場と酒場にまつわる著者自身の俳句の本。

    失礼ながら、吉田さんがこのようなきっちりとした文章を書くとは
    想像していなかった。番組の印象から何となくもっともっと砕けた
    文章を書く人だと思っていた。ホント、失礼してすみません。

    読ん...続きを読む

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