世界史の中のパレスチナ問題

世界史の中のパレスチナ問題

1,265円 (税込)

6pt

なぜ解決できないのか?難問の構造を歴史から読み解く15講。この一冊で中東問題のすべてがわかる!第1部パレスチナという場所、第2部列強の対立に翻弄されるユダヤ人とパレスチナ人、第3部「アメリカの平和」の終わりと始まり、という3部構成。パレスチナが2012年11月に国連総会で「国家」として承認されたが、イスラエルとアメリカという紛争当事国と関係国が認めていない以上、これ以上の進展は見込めないのが現状。(講談社現代新書)

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世界史の中のパレスチナ問題 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1265

    432P

    ユダヤ人て殺すのはやりすぎだけど、国を持たないでいるとか迷惑過ぎない?管理する側のこと考えてんのかよ。そんな好き勝手して郷に従えないで差別とか言い出してるならもっと迷惑だし

    臼杵陽
    日本女子大学 文学部 教授。1956年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際関係論博士課程

    0
    2024年07月03日

    Posted by ブクログ

    安易に古代の物語と現代を接続せず、複雑で解決の難しい現状が如何にして生まれてしまったかを丁寧に説明した良書。
    アラブの人々はなぜ諸悪の根源みたいなイギリスではなくアメリカを敵視するのか不思議だったが、イギリスは全方位に対して酷いのでユダヤ人からも恨まれている、と書かれていて、なるほど…?となった。

    0
    2023年11月19日

    Posted by ブクログ

    パレスチナ問題というのは永遠に解けないパズルで、もし解決するとしたら、外からの強大な力によって一旦粉々にならないと無理なのでは、というほどの絶望感だ。

    400ページを超える力作で、多くの発見をもたらしてくれる好著だと思う。

    0
    2014年05月18日

    Posted by ブクログ

    「鋼の錬金術士」のイメージやパレスチナに行った外傷外科の先生のコメントで、イスラエルというのは陰湿でとんでもない人たちだという先入観があったが、そこに至るまでのやむにやまれぬ事情が少しは理解出来た。特に、現在、中東に深く介入しているのはアメリカだが、そもそも大英帝国の政策に問題の根源があるということ

    0
    2013年06月01日

    Posted by ブクログ

    中東の乾いた風が今も激しく火種を際限なく運ぶ。パレスチナ問題は単なる領土紛争ではなく20世紀世界史の縮図である。臼杵陽氏の筆は欧米列強の思惑とユダヤ・アラブ双方の苦悩を静かにすくい取る。転じて和平の兆しは幾度も現れては消え歴史の迷路に消え入るようだ。だがだからこそ記憶と対話が必要になる。希望はあるの

    0
    2025年05月31日

    Posted by ブクログ

    現在のハマスとイスラエルの衝突について理解を深めたいと思い読んでみた。どうしても宗教問題として見てしまいがちだったが、根本は領土問題であること、そのきっかけはオスマン帝国の滅亡や植民地支配を望むイギリスの三枚舌外交であることに加え、もともとユダヤ教徒はヨーロッパにおいてキリスト教徒からも排斥や差別を

    0
    2023年10月17日

    Posted by ブクログ

    著者の臼杵陽氏は、東京外語大アラビア語学科卒の、在ヨルダン日本大使館専門調査員、エルサレム・ヘブライ大学トルーマン平和研究所客員研究員などの経験を持つ、現代中東政治・中東地域研究を専門とする政治学者。
    本書は、過去一世紀に亘り、中東問題、更には世界政治問題の中心の一つであり続け(ここ数年でこそ、中東

    0
    2017年04月28日

    Posted by ブクログ

    イスラエル/パレスチナ問題を、聖書の時代から現代に至るまで、懇切丁寧に解説してくれる本著。「どうしてこうなったの?」と思う方々は、ぜひ、手にとってもらいたい。

    0
    2013年09月22日

    Posted by ブクログ

    大変わかりやすい構成で、歴史的背景がとてもよく分かる本。
    これ一冊で大体のパレスチナ問題の大筋は分かる読みごたえのある本。

    紛争当事者たちも解決を求めている。
    イスラエル人のシャローム(平和)とパレスチナ人のサラーム(平和)がそんなにもかけ離れてるとも思えない。
    にもかかわらず、和平交渉は難航し、

    0
    2013年08月15日

    Posted by ブクログ

    ユダヤ人の2000年来の思いがあり、大国の思惑が行きかい、今となっては解けないほどに複雑な問題となってしまった。とされているが。
    しかし、己の中に理由があればどんな行為も正当化出来る、の超大きなお話しにしか読めませんでした。
    単純に行った事のみを考えれば、許されるわけがないでしょう。え、コレ、許され

    0
    2022年09月23日

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