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Posted by ブクログ
目立たない街中にひっそりと存在し、人の出入りもない小さな不動産屋さん。町を歩いていると、よく見る光景だ。リーマン・ショックで地価は下がり、多くの不動産投資会社が破綻したが、なぜか町の不動産屋さんの多くは生き残っている。
その理由は、彼らが相場を張らないからだ。土地の売買で儲けようとすれば、まず借金をして土地を購入しなければならない。それを速やかに高値で売り抜ければいいが、できなければ借金が膨らむだけ。
しかし、町の不動産屋は借金をしない。近隣住民を相手に土地売買の斡旋や土地建物の管理で収入を得ている。土地を投機対象にするのではなく、植物を育てるように土地に付加価値を足してやることで、土地から果実をもらおうという考え方。
これこそが正しい不動産経営。土地は裏切らないから、可愛がってやれば、その見返りは必ずあるのだ。と、町の不動産屋のノウハウを紹介した後、著者はサラリーマンの副業として大家業を勧める。本書の後半はタイトルから完全に脱線している。
Posted by ブクログ
名前を聞いたことがあると思ったら、日本コマーシャル投資法人の代表だった。外資系でガツガツしたことが書いてあると思いきや、しごくまともなことが書いてあった。
「このような計算は会社などではエクセルなどの表計算シートを行うことが多いのですが、この計算シートにだけ頼るのは、実に危険な判断です。…
不動産投資にあたってもっとも大切なことは、ネット利回りよりも土地としての収益性・安定性を見極めることに尽きると思うからです。」
以前もどこかの感想で書いたが、NPVやIRRを初めて目にしたときに感じた違和感と似ている。これらの指標はあくまで参考であって、事業本体の収支そのものの信頼性が先ず問題であることと感じたのだが、それと同じことを言っているのだと思う。
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