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「大丈夫」と心から言えない日のお守りに。数分で読めて何度でも沁みるショートエッセイ集。 「誰も私を必要としていない気がする」と話してくれた友人に「どこにでも行けるね」と答えたら、笑ってくれて嬉しかった。(本文より) うまく言えなかった言葉や、気づかれずに過ぎていった仕草。ほんの数秒だけ心をかすめた気配。 日常で見過ごされてきた思いや時間を、丁寧な筆致で掬い上げていく、著者初めてのエッセイ。
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Posted by ブクログ
購入本。タイトルに惹かれたのと、カシワイさんのイラストという事もあり迷わず購入。読んでみた。 想像してたエッセイとは違ったが(ショートエッセイというらしい)読みやすくて、毎日寝る前に少しずつ読みました。カシワイさんのイラストもエッセイのイメージと合っていてとても良い。 言葉のチョイスとか表現の感...続きを読む性がとても良くて心地いい。こういう穏やかで優しいエッセイは読んでいて落ち着く。共感できる部分やこの表現いいなあという所がたくさんありました。 特に良かったのは、似て非なるもの、自分への話しかけ方、真面目だね、いつか後悔しても、接客業という仕事、秋を読み終えて、ひとり旅、したしい孤独、もうひとりで歩いていける、あなたの気持ちを盗まない、さみしさの単位、すきなひと、生きようとしている、おしまい。
すごくすきな本でした。誰にでも、うまくいかないことがあったり、嬉しいことがあったりムカつくことがあったり、別に何も起きなかったり、こっちかと思えばあっちに行ったりするというのは、頭では、わかっているつもりです。それについてジタバタと喚くようなことは、もうしないけれど、「ひとり」について考え込んでしま...続きを読むう時がまぁまぁ時々あります。 1人が好きで落ち着くのに、でもなぜか高いところに心細く立っているような気分になってしまって落ち着かないよう気持ちになることもあります。そんなまだ未熟な人間なのですが、この本を読んで、「わたしはまだ人生を味わえていないかもしれない、もっと目の前のことを味わっていいのかもしれない」と思えました。 人を個として距離を取る、それでもあたたかな目線と言葉を交わすということ。そんな文章がとてもすきでした。日常のいろいろなことに振り回されて煽られて大きく揺らぐ自分が、これから目指して行きたいと思える「味わっていい人生」がこれからも続くのが嬉しいかも、と素直に思えました。 「おしまい」を読んで最近亡くなった最愛の祖母を思い出して大号泣しました。また泣きたくなったらこのページを読もうと思います。 今日はこんな気分で飲み終えたけれど、次に読んだ時はまた違う感想が生まれてきそうなので、記録としてたくさん書いてしまいました。
クスッと笑えたり、グッときたり、、、 優しい気持ちになれる良い本。 22:はたらく一日 54:ことばやさん 75:なんにもしたくない日 84:焼きたてパン 89:終わらないカードゲーム 91:いちばんすきな二文字 94:ねこが言うには いまの自分にちょうど良い。
心にずーっと染み込んでくる素敵な言葉の数々。毎日少しずつ読もうと思いましたが、引き込まれて一気読みしてしまいました。 赤ちゃんが初めて自分の足の存在に気づいた話、微笑ましくて特に印象に残っています。
すきです、このエッセイ。 私自身、レジ打ちのバイトの経験があるので、気持ちわかる〜というところもあるし、そんな考え方ができるのか、と気づきもあり、著者の方と雑談してる気分でした。 響く言葉がたくさんあって、本当によかったです。
澄んでいて、柔らかな言葉たち。でも、言葉の奥にうすいさんの揺らがない芯を感じてハッとさせられる。私もこんな風に日常を見つめ、書き留めることが出来たらと憧れる。読んでいると自分の心のざらつきが落ち着いていくから不思議だ 私も守りたいな、私の時間そして生き方を
深くて沁みるショートエッセイ。 この文字数でハッとさせられたり、素敵〜って思う文の紡ぎ方がとっても好き。 また一冊お気に入りの本が増えた。
何故だか寂しくなる夜に、とてもぴったりの本。 日常の中で過ぎ去ってしまう感情を拾い上げて、しげしげと見ているような本。 繊細なんだけど悲劇のヒロインぶる訳でもなく、割と図太いかも。
どうしてもスマホばかり見てしまう夜。 世の中はあらゆる情報であふれかえっていて、 心が少しだけ疲れてしまう日。 うすいはるかさんの紡ぐ言葉は、 そんな世界から一歩身を引いて、 静かにこちらを見つめているように感じる。 この本から滲み出るのは「ひとりぼっち」だ。 でもそれは決して「孤独」ではない。...続きを読む 自分から望んで手に入れた、 すこやかなひとりぼっち。 『すこやかなひとりぼっちの守り方』うすいはるか うすいはるかさんの文章は、 Xをやっていた頃、ふとタイムラインに流れてきた。 賑やかすぎて、ときには鬱陶しくも感じる 情報の洪水のなかで、 そこだけが台風の目みたいに静かだった。 心がすっと穏やかになった。 わけもなく、涙が出そうになった。 こんな素敵な文章を書くのは、 どんな人なんだろう。 そう思って、ずっと追いかけていました。 そんな言葉たちが、まさか書籍になるなんて……! しかもイラストは、大好きなカシワイさん。 こんなにも相性のいい組み合わせがあるだろうか。 ✧ 言葉とは声で、声とは息だ。 本の成分には風が含まれる。 どこへでも、どこまでも届く。 ときには過去へ、あるいは未来へ。 今は流すようにしか読まなかった言葉が、 老女となった私をふいに救うこともあるだろう。(P112) ……そう、そうなのだ。 ぼんやりと思っていたことを、 ストンと言葉にしてくれる。 押しつけがましくなく、 他人の意見を拒むこともない。 自分を大切にできる人は、 きっと他者のことも大切にできる。 そういう人は、 たとえ結婚しなくても、子どもがいなくても、 自然とまわりに人が集まるような、 かわいいおばあちゃんになるのだろう。 心が疲れてしまった日に、 お守りみたいに読み返したい。 宝物のような言葉たち。
芽吹のための涙 私は私に誠実でありたい どこでも自分に戻るのが得意 ひとりは凪のような場所 あたたかく優しい言葉がいっぱいで、自分の心の中のひとりごとまで優しくなってしまう。 同じ意味でもよりやわらかく伝わるような言葉で綴られていて、触れられないのに柔らかな手触りを感じるような文章だった。 ...続きを読むひとりを肯定したいときに是非。
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