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トランプの猛威、ガザの惨状、泥沼のウクライナ情勢。すべては2017年に著された衝撃の書によって予言されていた!! "現代アメリカ最高の知性"と称されるチョムスキーが、世界を混乱と悲嘆に突き落とす元凶に舌鋒鋭く迫る。権力に利用されるメディア、いわゆる「知識人」の本当の姿、戦争の陰で甘い汁を吸う存在――私たちの世界は何によって変えられ、どこに向かおうとしているのか? この世界の"真の支配者"の正体とは? 混迷を極める今こそ読むべき名著、待望の文庫化。
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Posted by ブクログ
読みたかった本の一つだったが今回の文庫化でたった1000円で読めるようになった。必読。 日本で生活しているとシンプルにアメリカのプロパガンダにやられるのでほぼ無条件にアメリカに対して親しみを覚えると思うが、そういう人こそ読むべきだろう。 世界の構造が分かると身近な問題の解像度も上がる。たとえばク...続きを読むルド人問題もこの本から読み解けばアメリカのせいであるし、日本人がクルド人にヘイトを向けるのはサダム・フセイン支持の親米イデオロギーと地続きなのがわかる。 地球温暖化問題への取り組みの極端な忌避も世界の構造がわかれば簡単に見えてくる。電気自動車はまだ早いなんて言ってる知り合いは多いだろうが、そういう人は何も気づかないうちに極右に取り込まれているということです。本書を読めばアメリカより日本の方が病巣が深いと感じる。
2025/10/6(水) まだ読み始めて20ページ。チョムスキー氏のような高名な知識人をして、アメリカ自体の知的衰退を相当に気にしている様子が伺える。まずそこが興味深い。 50ページ辺りまで。米国の"正義"による"暴挙"にはいとまが無いのか?どれとも、いくつ...続きを読むかの事例を異なる視点から何度も書き出していることなのか?、整理しないと米国の近現代史に詳しくない小生には理解が追いつかない。2度目以降で読むときに整理しながら読まないと、と思う(この事象・事件は、前に書いていたことの焼き直しだな?など)。自らの蛮行は、それが正義だと思っているので、調べもしないし、法に掛けられるまでもない、と、みずから牽強附会、独善的、我田引水、自画自賛してしまう、いまでも西部劇のような米国の思考と遂行に呆れる(本当なのだろうか?こんなことが??と目を疑い、アタマがクラクラしてくる。それも、何度も。いくつも。) いつまで許しておいてよいのだろうか? そりゃ、米国やイスラエルの蛮行は(ロシアもそうですね)、そもそも暴力で解決しようとする思考と姿勢が許せないが、いまのこの本のここでの記載にある「世界」の秩序を形づくってもいるのでしょうが、その裏で、どれだけのひとたちが、"意図していない"殺人で殺されていることでしょうか??泣いているでしょうか??… イデオロギーや宗教って、それを建前に、「自分(だけ)が安全で幸せであれば良い」という隠れ蓑に使ってよいものなのでしょうかね??… そもそも、何かが間違っている、と私は思い始めています。 米国などの、"正義の組織"に狙われてしまうのでしょうか?… くわばらくわばら 100ページ辺りまで 読めば読むほど気が滅入る… "米国中心の社会秩序"、まあ他の大国によって構築されていた場合と比べてどうだっただろうか?と思えば、日本は良い立ち位置にはいたのだろう、とは思うが… 知らされていない(メディアも、米国のいう資本主義・民主主義のお抱え、ということだろうから、致し方ないのかも、とも思うが…)ことが多すぎて、暗然としてしまいます… チョムスキーさんの書かれていることをすべて鵜呑みにしてよいか?とも思うのですが、反証する知識も気力も今の私には到底無い… チョムスキーさん、よく米国内でこれだけの気力と精神を保って、研究や出版の活動も続けることが出来てますね!?ほんと、もう尊敬を通り越しています。やはり呆れています(こちらは凄すぎて笑)。 "自分たちの世界"の秩序の維持には熱心だが、その"世界の外"のことは知ったこっちゃない。むしろ、"邪魔するな!"の姿勢。特権階級の知識層。
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誰が世界を支配しているのか?
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ノーム・チョムスキー
大地舜
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