文明の衝突と21世紀の日本

文明の衝突と21世紀の日本

1,100円 (税込)

5pt

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93年に発表された「文明の衝突」理論は、その後のコソボ紛争、さらに東ティモール紛争でその予見性の確かさを証明した。アメリカ合衆国の「21世紀外交政策の本音」を示して世界的ベストセラーとなった「原著」の後継版として、本書は理論の真髄を豊富なCG図版、概念図で表現。難解だったハンチントン理論の本質が、一目のもとに理解できる構成とした。その後99年に発表された二論文を収録、とくに日本版読者向けに加えた「21世紀日本の選択」は必読の論文。2000年に刊行された名著を電子版で復刻! 解題・中西輝政。

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文明の衝突と21世紀の日本 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    かなり前の本なのに、現在の中国と日本の関係、イスラム国のような集団の出現を見抜いていた洞察力の鋭さ。

    さらには、今後数100年の世界情勢をも、おそらく言い当てているであろう射程の長い内容の本。オススメ。

    0
    2024年08月27日

    Posted by ブクログ

    文明衝突論を展開したハーバード大学のサミュエル・ハンチントンが日本にフォーカスを向けた名著。

    政治経済の利益、イデオロギーによる分裂が顕著だった20世紀と比べて、21世紀は文化によって分裂している、これからもその分裂は続くと分析している。2000年に出版された本だが、この内容は2022年のロシア・

    0
    2022年12月07日

    Posted by ブクログ

    2000年の作品。当時はアメリカ一極支配の時代であったが、その後の地域での紛争、イスラムの団結、中国の台頭による新たなパワーバランスを、基本的には全て予見しているのが凄い。
    イデオロギーによる対立が終わり、世界は国を超えた文明ごとに分断され、文明間の衝突が始まる。
    西欧文明(欧米等)、東方正教会文明

    0
    2021年10月04日

    Posted by ブクログ

    日本も世界も、米中対立に翻弄されながらも何気に均衡を保てているのはある意味奇跡。それは互いの、各国間の文明に不可侵だからか?そういう意味では北朝鮮やイラン問題もそうか。政治的、軍事的な非難の応報はありながらも、文化、文明を否定することはないもんなぁ。

    0
    2020年03月29日

    Posted by ブクログ

    "地球上の各地域で育まれてきた文明を定義づけ、現代社会の関係性をアカデミックに論述した本。これも世界を見つめる視点ひとつである。
    人間は多様性ある生き物故、この時代まで進化を遂げてきたのだと思う。
    しかし、その多様性を受け入れつつも、排他的な争いも続けている。
    すべての人類が共存するには、

    0
    2018年11月23日

    Posted by ブクログ

    冷戦後に発表された、「文明の衝突」はかなりの大作だが、そのエッセンスと日本とアメリカについての論文をまとめた、ダイジェスト版。

    内容は、21世紀の日本の選択、孤独な超大国(アメリカ)、文明の衝突(ダイジェスト版)と3本立てで、著者ハンチントンの考えが新書で手軽に理解することができる。

    特に文明の

    0
    2012年10月10日

    Posted by ブクログ

    面白かった。多文化していく世界の中で、文明間に発生する衝突について説明している。それがとても納得できるものであり、もっと早く読んでおきたかったと思う。中でも日本は一つの文明であり、且つそれを他のいずれの国とも共有していないという特殊性があるとの説明は説得力がある。
    現時点でも紛争、戦争は絶え間なく起

    0
    2024年04月10日

    Posted by ブクログ

    ハンチントンによる『文明の衝突』拡張版?
    『文明の衝突』は次に読む。ものの、元の半分ほどのページ数で書かれている本書は読みやすく、内容も非常に筋の通った濃いものだった。

    世界の国際関係はまさに変動している。米中の関係しかり、それらを踏まえた日本の立場しかり。
    国際情勢を日本的視点だけでなく、グロー

    0
    2021年12月09日

    Posted by ブクログ

    覇権的な地位を巡り、大国の衝突は避けられないのか。その時日本が取る戦略は、バランシングなのかバンドワゴニングなのか。世界情勢から来たるべき構図の揺らぎについて、サミュエル・ハンチントンが論ずる、時代の直感。やや常識の型からの論考の感を拭えないが、面白い。

    0
    2018年09月08日

    Posted by ブクログ

    文明と文化は、いずれも人々の生活様式全般を言い、文明は文化を拡大したものである。
    19世紀のドイツでは文明を機械や技術、物質的要素にかかわるもの、文化は価値観や理想、
    高度に知的・芸術的・道徳的な社会の質にかかわるものとし、
    文明と文化をはっきり区別していた。
    一極・多極世界は四つのパワーレベルから

    0
    2017年09月17日

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