CONFORT 2025年8月号

CONFORT 2025年8月号

1,600円 (税込)

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旅の目的やスタイルが多様化するなかで、
宿泊施設のあり方もますます広がりを見せています。
なかでも最近、重視されるようになったのが、「その土地らしさ」。
それが反映されている宿に共通しているのは、
「つなぐ」空間になっていることです。
地元の人とツーリストの出会いの場となったり、
地域の歴史や文化を伝えるきっかけだったり、
自然を身近に感じられるような仕掛けがあったり。
人やものが交わり、豊かな関係を結ぶ起点となっています。
また、名建築とされる住宅を宿にすることで、
建物の寿命を延ばしながら、
価値を広く伝える取り組みも増えてきているようです。
そんな「つなぐ」視点で考えると、
これからの宿泊施設のヒントが見つかるのではないでしょうか。

特集 つなぐホテル Hotels that Connect
大正初期の建築の 空間を繕う 小田垣商店豆家(兵庫県丹波篠山市) 改修設計 杉本博司+榊田倫之/新素材研究所
倉敷の歴史と今を折衷する 撚る屋(岡山県倉敷市) 空間ディレクション・内装設計 SIMPLICITY
撚る屋を彩る手の仕事 金重周作・金重陽作/陶工房 斿 須浪隆貴/須浪亨商店
新しい「ふるさと」をみつけよう 東京・奥多摩 沿線まるごとホテル 「Satologue(さとローグ)」グランドオープン 設計 堀部安嗣/堀部安嗣建築設計事務所+伊藤嘉記/NIa レストラン 時帰路/サウナ 風木水/宿泊棟
つなぐ設計術 長坂常/スキーマ建築計画 地域固有の持ち味をさらりと建築に盛り込む hotel jin(長崎・対馬) YAWN YARD Kouri Island(沖縄・古宇利島)ほか
つなぐ設計術 魚谷繁礼/魚谷繁礼建築研究所 数十年後の転用も視野にしつつ、 フィクションを楽しめるように 阿納プロジェクト(福井・小浜) 京の宿石原(京都市)ほか
つなぐ設計術 長岡勉/ POINT “韻を踏む”ようにオブジェクトをつなぎ、 新たな関係を生み出す 埼玉グランドホテル深谷(埼玉・深谷) 埼玉グランドホテル本庄(埼玉・本庄) 共同設計 山本稜/Spicy Architects
近現代の名建築を宿にする 雁木の町で、空間に溜まる光を味わう 「浮遊のいえ」新潟県上越市 開業2025年 Former 北川邸設計原広司+アトリエ・ファイ竣工1986年
近現代の名建築を宿にする 地球との根源的な繋がりを再認識させる 「CORRUGATED HOUSE」愛知県豊橋市 開業2023年 Former コルゲートハウス設計川合健二竣工1965年
近現代の名建築を宿にする 釧路の文化を伝え、発信する拠点に 「霧ノ音 KIRI NO OTO」北海道釧路市 開業2025年 Former ふくしま医院設計毛綱毅曠竣工2000年
FOCUS On Hotel 建材・設備
照明デザイナー・田中圭吾が描く 物語を強化する光と陰 東急ハーヴェストクラブ VIALA箱根湖悠 ハイアットハウス東京渋谷 紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良
MONOMIRU
PRODUCTS & NEWS
先生と学生たちは、いまこんなことを考えている。 ケンチク学ビバ 第66回 名古屋市立大学 芸術工学部建築都市デザイン学科 教授 太幡英亮
寄り道! ニッポン家具産業史 第18回 時代が先か技術が先か 大規模施設の家具 取材・文 佐野由佳
CONFORT INFORMATION
REVIEWS & REPORTS

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CONFORT のシリーズ作品

1~4件目 / 4件
  • CONFORT 2025年12月号
    1,800円 (税込)
    みなさんは食空間に何を求めますか? レストランなら、 会話を楽しめるようなコージーなデザイン。 料理に集中できる照明や音の環境。 調理するシェフの躍動的な姿が目に入る客席。 特別な時間を演出する非日常感。 美味しければそれだけでいい、という人もいるでしょうか。 自宅のキッチンやダイニングなら、 毎日の調理や食事のための機能性に加えて、 来客時のもてなしの場としての魅力も重視されるでしょう。 最近は、循環を意識した暮らしへの関心の高まりに呼応するように、 生の火や発酵、地域の食材や郷土料理など、 現代の生活から見えづらくなってしまった原初からの事象に、 再び注目が集まっています。 それらは、食空間をより豊かにする糸口になるかもしれません。 食べることは生きるうえでもっとも大切な要素だからこそ、 食空間にはくつろぎと喜びが必要です。 この一冊から、まだ見ぬ食の体験を想像してみてください。 特集 食空間の現在地 The Now of Food Environments 料理人の思いを空間に映す CASE 1 ときを戻し、未来をひらく MUBE(京都市北区) 改修設計 鈴木 良/kankakari 料理人の思いを空間に映す CASE 2 薪の炎を眼前に口福を待ち焦がれる TACUBO白金台(東京都港区) 内装設計 増田太史/マスタード 料理人の思いを空間に映す CASE 3 粉と水を練り薪火で焼く、物語を味わう PER TE(東京都港区) 内装設計 柳原照弘/Teruhiro Yanagihara Studio 料理人の思いを空間に映す CASE 4 この地の恵みをいただく場を醸す TSUKIHI(福井県越前市) 改修設計 長坂純明/ひとともり 火・タネ・微生物から考える 文/小川 彩 奈良・宇陀の左官職人、宮奥淳司さんに聞く 竈のひみつ 自然と人とエネルギーが循環するキッチン 宇南山加子さんと 松岡智之さんの2つのキッチン (長野県・御代田町) ひとの集いを促す装置として 機能とデザインを両立させたキッチンのオーダー キッチンのクオリティを支える建材 記憶を集め、人を寄せる場 秦泉寺由子の「由来」(滋賀・比叡平) 交流と対話のなかから、うつろう世界の先に見る景色 バリ発、Jia CURATEDが示す アジアの伸びしろ MONOMIRU PRODUCTS & NEWS 先生と学生たちは、いまこんなことを考えている。 ケンチク学ビバ 第68回 東京造形大学造形学部デザイン学科 室内建築専攻領域 准教授 長岡勉 寄り道! ニッポン家具産業史 第20回 最終回 NCルータは何がそんなにすごいのか? 取材・文 佐野由佳 CONFORT INFORMATION REVIEWS & REPORTS
  • CONFORT 2025年10月号
    1,600円 (税込)
    若い建築家やデザイナーを勇気づけ、背中を押す、芦沢啓治さんの愛に溢れた文章に、試行錯誤の先にある、明るい未来を確信しました。 もちろん芦沢さんのつくる建築、インテリア、プロダクトの魅力も存分に感じていました。 素材の特性を理解し、ディテールを追求し、ときには自ら手を動かしながら、空間をトータルで考える。 「正直さ」を備えつつ、エレガントで洗練された世界観が、いま世界中のクライアントと共鳴しています。 このことは、これからのデザインを考えるひとつの鍵となるでしょう。 芦沢さんが切り拓いてきた道は、芦沢さんだからこそ歩んでこられた、というあたり前の事実です。 それは、なにより芦沢さんの人間力の高さに由来するものです。 より良い街を、社会をつくっていこうという強い思いに引き寄せられるように、 芦沢さんのまわりには、いつも自然と人びとの渦ができています。 そして芦沢さんは、それをエネルギーにまた大きな渦をつくり出し、さらに人びとを巻き込んでいきます。 あたらしい価値観をもたらしてくれるその渦に、ともに飛び込みましょう。 特集 芦沢啓治 天性の冒険者 (小さな)建築設計事務所の可能性について 芦沢啓治 料理と空間が作用し合うことで 生まれる特別な時間 Logy(Taipei, Taiwan) 内装設計 芦沢啓治/芦沢啓治建築設計事務所 シンプルのなかに ユーモアが滲む「家」らしい家 House in Kamakura(Kamakura, Kanagawa) 建築設計 芦沢啓治/芦沢啓治建築設計事務所 Dialogue01 環境から導かれるものを追い求めて グラフィックデザイナー木住野彰悟×建築家芦沢啓治 Dialogue02 国を超えて響き合う、デザインの美学 芦沢啓治×ヨナス・ビエール=ポールセン×フレデリック・ウェルナー 芦沢啓治建築設計事務所とローランドディー.ジー.が協働 パウダー3Dプリンターで セラミックのインテリアプロダクトを開発する 芦沢啓治クロニクル カリモク家具が見る未来 人のため、空間のためのものづくり。 無限に広がる木工の可能性 東京・浅草橋のKADビルで展開する Keiji AshizawaDesignのワークスタイル 永田昌民の住宅設計から 「スタンダード」を学ぶ 湯河原の保養所 神奈川・湯河原 NODEAが拓く、これからの開口部vol.4 特別編 建築家が使いたくなる窓とは? 芦沢啓治(建築家)×羽賀豊(NODEAブランドディレクター) 先生と学生たちは、いまこんなことを考えている。 ケンチク学ビバ 第67回 岐阜市立女子短期大学デザイン環境学科 建築・インテリア領域 准教授 畑中久美子 寄り道! ニッポン家具産業史 第19回 大塚家具、ニトリが目指したもの 取材・文 佐野由佳 MONOMIRU PRODUCTS & NEWS CONFORT INFORMATION REVIEWS & REPORTS バックナンバー案内/奥付
  • CONFORT 2025年8月号
    1,600円 (税込)
    旅の目的やスタイルが多様化するなかで、 宿泊施設のあり方もますます広がりを見せています。 なかでも最近、重視されるようになったのが、「その土地らしさ」。 それが反映されている宿に共通しているのは、 「つなぐ」空間になっていることです。 地元の人とツーリストの出会いの場となったり、 地域の歴史や文化を伝えるきっかけだったり、 自然を身近に感じられるような仕掛けがあったり。 人やものが交わり、豊かな関係を結ぶ起点となっています。 また、名建築とされる住宅を宿にすることで、 建物の寿命を延ばしながら、 価値を広く伝える取り組みも増えてきているようです。 そんな「つなぐ」視点で考えると、 これからの宿泊施設のヒントが見つかるのではないでしょうか。 特集 つなぐホテル Hotels that Connect 大正初期の建築の 空間を繕う 小田垣商店豆家(兵庫県丹波篠山市) 改修設計 杉本博司+榊田倫之/新素材研究所 倉敷の歴史と今を折衷する 撚る屋(岡山県倉敷市) 空間ディレクション・内装設計 SIMPLICITY 撚る屋を彩る手の仕事 金重周作・金重陽作/陶工房 斿 須浪隆貴/須浪亨商店 新しい「ふるさと」をみつけよう 東京・奥多摩 沿線まるごとホテル 「Satologue(さとローグ)」グランドオープン 設計 堀部安嗣/堀部安嗣建築設計事務所+伊藤嘉記/NIa レストラン 時帰路/サウナ 風木水/宿泊棟 つなぐ設計術 長坂常/スキーマ建築計画 地域固有の持ち味をさらりと建築に盛り込む hotel jin(長崎・対馬) YAWN YARD Kouri Island(沖縄・古宇利島)ほか つなぐ設計術 魚谷繁礼/魚谷繁礼建築研究所 数十年後の転用も視野にしつつ、 フィクションを楽しめるように 阿納プロジェクト(福井・小浜) 京の宿石原(京都市)ほか つなぐ設計術 長岡勉/ POINT “韻を踏む”ようにオブジェクトをつなぎ、 新たな関係を生み出す 埼玉グランドホテル深谷(埼玉・深谷) 埼玉グランドホテル本庄(埼玉・本庄) 共同設計 山本稜/Spicy Architects 近現代の名建築を宿にする 雁木の町で、空間に溜まる光を味わう 「浮遊のいえ」新潟県上越市 開業2025年 Former 北川邸設計原広司+アトリエ・ファイ竣工1986年 近現代の名建築を宿にする 地球との根源的な繋がりを再認識させる 「CORRUGATED HOUSE」愛知県豊橋市 開業2023年 Former コルゲートハウス設計川合健二竣工1965年 近現代の名建築を宿にする 釧路の文化を伝え、発信する拠点に 「霧ノ音 KIRI NO OTO」北海道釧路市 開業2025年 Former ふくしま医院設計毛綱毅曠竣工2000年 FOCUS On Hotel 建材・設備 照明デザイナー・田中圭吾が描く 物語を強化する光と陰 東急ハーヴェストクラブ VIALA箱根湖悠 ハイアットハウス東京渋谷 紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 MONOMIRU PRODUCTS & NEWS 先生と学生たちは、いまこんなことを考えている。 ケンチク学ビバ 第66回 名古屋市立大学 芸術工学部建築都市デザイン学科 教授 太幡英亮 寄り道! ニッポン家具産業史 第18回 時代が先か技術が先か 大規模施設の家具 取材・文 佐野由佳 CONFORT INFORMATION REVIEWS & REPORTS
  • CONFORT 2025年6月号
    1,600円 (税込)
    各ブランドによる新作の発表時期や場所も多様になり始め、 家具はより自由なプロダクトになっているようです。 独自の視点で開発を進める日本ブランドも 世界市場での存在感を高めています。 さらに名作家具を再評価、復刻する動きや、 アートピースとしての家具など、 家具そのものの意味の広がりも感じられます。 空間に家具が置かれると、その密度がぐっと高まります。 場の機能が明確になったり、 動線やふるまいが浮かび上がったり、 インテリアの印象を決めることもあります。 誌面から家具がつくる空気感、アトモスフィアを感じてください。 家具のアトモスフィア Space-Defining Furniture 木材に挑み挑まれ 藤森照信の椅子 アートピースになる ルーツを見つめ、状況をデザインする 家具の未来をつくる人たち 1 重なり、溶け合うレイヤー 物質と空間の中間にあるもの  ミュラー・ヴァン・セヴェレン(ベルギー) 2 生き続けるデザインを目指す多角的な視点  フィリップ・マロウィン(イギリス) 3 プロダクトに宿った創作の自由と、ものづくりの喜び  イ・カンホ(韓国) 世界で存在感を確立しつつある 日本ブランドのアイデンティティ ニュープロダクトのキーワード 家具からインテリアが湧き上がる Case 1 多彩な要素に寛容な空間の深度 Massif(東京都目黒区) 内装設計 元木大輔/DDAA 家具からインテリアが湧き上がる Case 2 プリンのようにぷるぷると弾む柔らかな木のソファ シヅカラウンジ(大阪市西区) 内装設計 コヴァレヴァ・アレクサンドラ+佐藤敬/KASA 家具からインテリアが湧き上がる Case 3 余情を生み出す静謐な棚と躍動する壁 菊水楼 明日棚(奈良市) 内装設計 長坂純明/ひとともり 家具のデザインを支える職人 日本の建築家・デザイナーによる 家具の魅力を次代に正しく伝えたい GALLERY-SIGN 溝口至亮 軽やかに越境せよ。 ジオ・ポンティの視線の先にあるもの <PR>新しい障子が生み出す、心に響く空間 木と手を体感する「KITOTE東京ショールーム」がオープン MONOMIRU PRODUCTS & NEWS 先生と学生たちは、いまこんなことを考えている。 ケンチク学ビバ 第65回 芝浦工業大学 建築学部建築学科 教授 志手一哉 寄り道! ニッポン家具産業史第17回 収納を制するものは市場を制す? 取材・文 佐野由佳 CONFORT INFORMATION REVIEWS & REPORTS

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