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Posted by ブクログ
読んでよかったと思えた本。舘野泉の魅力がいっぱい詰まっていた。
彼のピアノ演奏については作曲家の間宮芳生による次の文章がよく語っている。「ケレン味やら、情緒主義と、舘野さんの演奏の本質とは、実はずいぶんちがう。舘野さんの演奏はいつも、なんの虚飾もなく、真っすぐに音楽と向かい合っている」「それに加えて、舘野さんのこのところの演奏から、以前聴かれなかった、訴えの激しさを聴くような気がしている。なによりそれは、音それぞれの表情濃さ、訴えかけの激しさになって現れてきた」
脳溢血で倒れたのち、左手で演奏するようになったことでも注目されているが、その前も後も自然体で生きていることがわかり、かくありたいと思った。
編者によってまとめられた本だが、編集後記のみで、表へ出ていない。それでいいと思える。
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