無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
因縁は国境を跨いで
傭兵代理店シリーズにおいて敵役として序盤から長く、そして多く登場してきたロシア。今回はそのロシアに関わる幾つかの事件を傭兵の藤堂浩志らリベンジャーズが解決していきます。
最初の事件はアフガニスタンで発生。前回邦人救出にて命を落とした浩志の友人一色二等陸佐は、その遺骸を故郷日本に持ち帰られることなくアフガニスタンの地に葬られましたが、今回その遺骸を回収するために浩志らは再度アフガニスタンへと足を運びます。しかし現地にてちょっとしたトラブルが発生し、浩志らは失われた一色の遺骸を捜索することに。その結末は拍子抜けするほどあっけないので、虚しさが際立ちました。
さて、一色の死を振り返る浩志らは、彼の死が単なる事故ではなくロシアの暗部である傭兵集団ワグネルが関与しているのではないかという疑念を抱き、現場にいた不審なロシア人を探して異国ウクライナまで足を運びます。そこでは開戦に備えて暗躍するワグネルが待ち受けていました。一色の死の真相を解明するのと同時に、ロシアの蛮行を阻止するべく浩志らは奔走し、幾つかのテロを未然に防ぐことに成功します。しかし、それでも開戦を止めることは敵わずウクライナはロシアの進行を受け始めます。国家という巨大な組織を相手に、流石の世界最高峰クラスの傭兵とてその動きを独力で食い止めることは難しかったといったところでしょう。
さて、混迷を極めていくウクライナを敢えて抜け出して、浩志らが向かったのはウクライナから遠く離れたアフリカのマリ共和国。近年ロシアと親密化している同国では、テロ対策に伴い罪もない市民が巻き添えを食らい被害を受けていました。この地でもワグネルの影があることを突き止めた浩志らは、ここを決戦の地としてアフガニスタン以降続くワグネルとの因縁を断ち切るため奔走します。
義憤に満ちた浩志らの進撃は見事ワグネルを撃退し、一色の無念の死の仇を撃つことに成功します。
前回舞台となったアフガニスタンでのタリバンクーデターもそうですが、ウクライナ、マリ共和国と、ロシアは国境を跨いで様々な地で陰謀の網を張り巡らせているのだと今シリーズでは訓示しています。それを作劇で繋げて一つの巨大な陰謀、即ち大ロシア主義的なロシアの国家戦略を浮き彫りにし、そしてそれに立ち向かう浩志らリベンジャーズの傭兵の姿は本当に毎回カッコいいです。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸