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Posted by ブクログ
若年性認知症を発症した母と、ヤングケアラーだった原作者が中心のコミックエッセイ。
しっかりもので何でもこなしていた自慢の母親が、病によって変わっていくのを身近で見ている家族の辛さは、人一倍だろう。年の離れた姉や兄は、それを直視できず離れてしまい(離れられるだけ自立していた)、結果、きょうだいで一番下の弟が、介護を担うハメになってしまった。現在のように介護サービスが受けられるようになる前の話だ。
小学生から中学生にかけての逃げ場のない時期に、どんどん病が重くなっていく母親を直視しなければならなかった負担は、家事などの実務的な負担よりも大きいと思われ、胸がつぶれる。
もちろん子ども本人も可哀想なのだけど、母親本人も相当辛かっただろうなと思う。頭が良くて、周りから頼りにされてきた人が、できなくなっていく自分と向き合う辛さは、想像を絶する。
決して他人事ではないこういうことを、マンガで読みやすく伝えていくのは大事だと思った。
作画が、主人公をめちゃくちゃ幼く描いているので、そこが逆にリアリティをなくしてしまい、ちょっとマイナスかも……。
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