おっさんだけど聖女です【電子特別版】

桃瀬わさび / にやま

平民のゼフが暮らす辺境の村に、ある日立派な服を着た神殿騎士がやってきた。長年見つかっていない聖女を探しに来たという騎士に従って鑑定を受けるが、結果はなんと42歳のゼフが――「聖女」！？ 訳がわからないまま騎士に連れられて王都の神殿へ向かうが、自分が聖女だと主張する美少女が待ち受けていたり、いきなり魔王が攻撃してきたり！？ さらに、ただのおっさんな自分を崇拝する超絶美形神殿騎士・ヴィーラントと浄化の旅に出ることになるが…！？

【電子特別版】桃瀬わさび先生の書き下ろしショートストーリー「せめて少しは釣り合うように」を電子版だけに特別収録！

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: ルビーコレクション
• 電子版発売日: 2022年08月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 7MB

[ebiちゃん · ★★★★★]

癒された

最初の出だしの数行。
何処かで読んだような文章をほんの少し変えただけ…みたいな始まり方に、ちょっと不安を感じたけれど、読み終わってみれば大変満足。
頭髪を気にするおっさんの聖女と、イケメンの騎士様。
え～っ？て組み合わせなのだけれど、そこは聖女様なだけに性格が最高で人外に強いので、アリな気がしてきてしまうから不思議。
偽物聖女様も出てきてりするけれど、みんないい人でほんわか癒されました。

＃ハッピー ＃癒やされる

[マリィ · ★★★★★]

とにかく良い

おっさんのまっすぐな考え方や生き方、支える騎士の姿もとにかく良い。今までで一番好きな話です。何度も読んでます。話しはちゃんと終わってるけど、是非続きを作ってほしいです。

＃ほのぼの

[ゆゆ · ★★★★★]

聖女

タイトルからもっと笑えるお話しかなと思っていましたが、おじさんがしっかり者で性格も考え方も真面目で、思わず入り込んでしまいました。主人公のおじさん聖女が本当に献身的というか何というか。聖女って性別ではなく在り方なんだなと。こんな人を間近で見ていたらおじさんでも護りたくなるし、尊敬してしまうし、恋に落ちるかもと思わされました。歴代最強、ステキです。

[ふ · ★★★★★]

みんな良い人

みんな良い人で、安心して読める。アドベンチャー要素が高くワクワクして読めました。末永くお幸せにと思います。が三年後新しい聖女が生まれるなら、三年後大丈夫？と心配にはなりました。主人公は生きているのでしょうか？

[ブクログ · ★★★★★]

タイトル通り、おっさんだけど聖女なんです。
42歳のゼフは、辺境の村でひとり細々と普通な毎日を暮らしていた。
次代の聖女が見つからず何年も月日が経っていたため、こんな辺境の村まで調査しに騎士が訪れたのだが、それがヴィーラントだった。
やっと出会えた聖女。と嬉しそうにするヴィーラントに対して、選ばれたおっさんのゼフは戸惑うばかり。

馬車を降りる際にもゼフにうやうやしく手を差し出すヴィーラントを冷ややかに見たり、ゼフがケガをすると慌てたり青くなったり、ゼフに微笑まれて赤くなったりするのに対して、ゼフが「おっさんだぞ」とか心の中で呟くのがおかしい。
確かにおっさんだろうけど、ゼフが可愛すぎるのがいけない。最終的にはヴィーラント以外の騎士もたらし込む人たらしなのだから。

でもおっさんは普通のことしかしていないけど、自分より周りのことを考えて周りのために自分の身を削るのは、聖女だからなのか年齢的なものなのか、性質なのか。
とにかくこのおっさんはことあるごとに他人のために動いて守って倒れてしまう。
聖女を守るために傍にいるヴィーラントにしたらいたたまれないだろうね。
好きな人ならなおさら。

正直最後の最後までゼフはゼフらしくあって、ゼフの行動にうわー…って思ったんですけど、ヴィーラントで良かった。

それにしても…なんか、加護を与えるシーンやエッチなシーンが結構艶めかしく色気たっぷりで、これおっさんには辛いよな。って思うくらい情欲たっぷりに感じました。ヴィーラントの色気もすごいんだけど。
ゼフの声を抑えたり、つい漏れちゃう声とか、すごく官能的なんだなぁ。鼻血が出そうでした。

とにかく可愛くも勇敢で無謀でたくさん頑張る可愛くて愛おしいおっさん聖女が大活躍の一冊です。

[ゆき · ★★★★★]

良いお話

表紙のイラストが素晴らしくお話にマッチしている、人の良いおじさんと高スペック騎士が「穢れ」から王国を救う物語です。
んん？と思う所もありますし、おじさんの濡れ場が苦手な方もいるかもですが(私がそうです)、スルーすれば王道の良いお話です。
何回も読んじゃいました。

＃ほのぼの ＃泣ける ＃切ない

[かなみ · ★★★★☆]

面白い！

42歳でいきなり聖女と言われても、一体どうすりゃいいんだぁー！
的な、ドタバタ劇場かと思いきや…
聖女ゼア(受け)は、どこまでも聖女でした。
いい意味で裏切られた1冊！

[み · ★★★★☆]

献身的な聖女

42歳のおじさん聖女のゼフが
聖女として覚醒してからは
自分のことより他者の為に
身を削ります。
話は、面白いですが魔王との
やり取りや戦闘シーンが
説明だけなのが残念。

＃切ない ＃ドキドキハラハラ

[あんこ · ★★★★★]

タイトルに惹かれて

タイトルそのまま、本当におっさん聖女のお話でした。
聖なる力でパワーアップはしても、おっさん感は変わらずなのが逆に良い。
これで聖なる力で美形中年に変身とかだったら萎えちゃう。
世界のため人のために命すら厭わないのはさすが聖女様だと思うんだけど、ちっとも自分を大事にしないのは攻めからするとものすごく切ないだろうな。
最後も自己完結で置いてかれそうになってるし。
攻めにとことん愛されて、もう少し自分も大切にできるようになってほしい。

＃胸キュン ＃ハッピー ＃切ない

[のり · ★★★★★]

面白かったです

おっさんが聖女？って興味を引かれ購入。
買って正解、一気読みしちゃいました。
ゼフの善人性とか、自分を疎かにするせいで、振り回されるヴィーラントが切なくて。
感情の描写が細かくて、引き込まれます。
とても面白かったです。