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Posted by ブクログ
加齢と更年期によって、女性が性行為をなぜ嫌がるようになるのか、その要因を理解できて有益だった。
廃用症候群としての視点や、関節が堅くなったり筋力が弱まったりする視点は心得ていたが、
そもそも性器自体に痛みが生じるようになるというのは目から鱗だった。
エストラジオールによるエストロゲン補充やテストステロン補充療法などはハードルが高いが、
C繊維刺激のタッチ方法や、温度を意識したマッサージや、デズモンド・モリスによる求愛の12段階といった、コストをかけずに行為の質を高めることのできるノウハウが充実していてすぐ活用できそう。
ただ、最も気になっていた、そもそもの「女性の性欲の低下」の解消法については詳しい記述はなし。
痛みを生じる行為によってマイナスイメージがついてしまうと悪循環に陥ってしまう、との記載がある。
セックスレスの予防として、相手の心身を労わったアプローチをすることはできるが、そもそもセックスレスに陥った状態において、パートナーがそのセックスレス状態に満足しており、危機感を抱いていないといった場合に、どのように解決をするか。
これは非常に難しい。
使わなければより機能は衰え、現状維持が悪循環を加速させる。
そして性行為をすることによる健康効果を逃し、セックスレスによるストレスで幸福な関係性を損なってしまう。
しかし行為を強引にしようとすれば、逆に致命的な確執が生じてしまう。
性の仕組みを知った上で、やはり心理・精神的な面を深堀していく必要がありそうだ。
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