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とある町に、ひっそりとたたずむ一軒の甘味処。熊と鮭が営むこのお店は、夜だけしか営業していません。
提供するのは温かいお茶と、甘いもの一品だけ。今夜も、疲れて泣きたい人々がこの店に迷い込みます。
夢をあきらめた夜、
愛する人を想う夜、
自分のことが嫌いになった夜。
―そんな夜は、この店で涙を流してもいいんだよ。
主人公たちが知らない、もうひとつの視点から綴った描き下ろし52Pに加え、11のお菓子レシピがついています。
もくじ
・疲れ果てたビジネスマンと昔ながらのドーナツ
・会社を辞めたOLさんといちご大福
・落ち込んだ新人さんが干し柿を拾う話
・夫を亡くした奥さんと梅酒ゼリー
・私だけのパフェ
・ギャルとばあちゃんとマフィン
・がっちゃんのココアクッキー
・心配性なお母さんとバナナケーキ
・緑のライオンと栗きんとんのパイ
・3人の青春とプリン
・夕暮れのチーズケーキ
Posted by ブクログ 2023年09月30日
とにかく泣けた…ボロッボロに泣いた。癒された。こんな甘味処近くにあればいいのに。私もボロボロなはずなのに。幸せだった過去と泣きたい今を一生懸命生きてるんだな。複雑な事情で私もおばあちゃんに会いたいといつも思ってるけど、病院生活にならないと会いにいけないのかな、なんて不謹慎なことを思ってしまう。
病...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月23日
「感情に蓋をする」
今の私は、きっとこの状態だったのでしょう。
悲しい、辛い、疲れた...でも私が頑張らなければ。不思議と涙が出なくて、自分のこと案外冷たい人なんだなあなどと客観的に思っていたり。
今日なんとなく積読してあったこの本を開いてしまったところ...まさかの感情崩壊、号泣です...。自分...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月11日
久しぶりに本で号泣した。心が温かくなる作品。
この作品は、短い物語が10つほど漫画で描かれおり、さくさく読むことができる。絵も淡いタッチで、ほんわかとした温もりを感じた。
食べ物は不思議な力を持っている。
心が苦しい時や落ち込んでいる時、気が張っている時に温かい、優しい食べ物を口にすると、緊張し...続きを読む
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