あらすじ
とある町に、ひっそりとたたずむ一軒の甘味処。熊と鮭が営むこのお店は、夜だけしか営業していません。
提供するのは温かいお茶と、甘いもの一品だけ。今夜も、疲れて泣きたい人々がこの店に迷い込みます。
夢をあきらめた夜、
愛する人を想う夜、
自分のことが嫌いになった夜。
―そんな夜は、この店で涙を流してもいいんだよ。
主人公たちが知らない、もうひとつの視点から綴った描き下ろし52Pに加え、11のお菓子レシピがついています。
もくじ
・疲れ果てたビジネスマンと昔ながらのドーナツ
・会社を辞めたOLさんといちご大福
・落ち込んだ新人さんが干し柿を拾う話
・夫を亡くした奥さんと梅酒ゼリー
・私だけのパフェ
・ギャルとばあちゃんとマフィン
・がっちゃんのココアクッキー
・心配性なお母さんとバナナケーキ
・緑のライオンと栗きんとんのパイ
・3人の青春とプリン
・夕暮れのチーズケーキ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
とにかく泣けた…ボロッボロに泣いた。癒された。こんな甘味処近くにあればいいのに。私もボロボロなはずなのに。幸せだった過去と泣きたい今を一生懸命生きてるんだな。複雑な事情で私もおばあちゃんに会いたいといつも思ってるけど、病院生活にならないと会いにいけないのかな、なんて不謹慎なことを思ってしまう。
病気の本人とそれを支える家族はこんなことを考えているんだな、と病気の私は思った。
美味しそうで泣ける
特に黒猫ちゃんとおじいさんのお話は切なかったです。
一緒にいることはもうできないけれど、お互いに心が通じ合っているような気がしました。
匿名
あたたかい作品
涙が自然と溢れてくる作品でした。アフターストーリで別視点からのお話でさらに涙が出てきました。絵からもあたたかさが滲み出てて心が温まりました。
Posted by ブクログ
久々に本を読んで涙が止まりませんでした。
でも、悲しい涙ではなく、読後は優しい気持ちに浄化されて、心地よさが残るとても気持ちのよい本でした。
去年亡くなった、大好きなアーティストの死をなかなか受け入れる事が出来ない私にとって作中の「夫を亡くした奥さんと梅酒ゼリー」は号泣。
ストレスや忙しなく生きてる人のバイブル的本です。
Posted by ブクログ
熊と鮭が営むお店のお話。イラスト一つ一つが可愛らしく、美味しそう。
Another storyを読むと話がつながってもう一度戻って読み直しなくなる。
お腹をカイロで温めているようなじんわりと優しさに触れる時間。
Posted by ブクログ
一つ一つのお話どれもとても素敵でした。
どのお話にも、もう1話付け加えられていてそれを読んだ瞬間にこういうことか〜って繋がって、それがまた切なかったり愛おしかったりして涙が出ました。
Posted by ブクログ
なかなか折り合いがつけられない心の澱を、甘味を口にすることで徐々にほぐれて溶けていく…。
熊と鮭の佇まいが、甘味をより優しくその人に寄り添う逸品に仕上げているように感じました。
よくお喋りする鮭も良いけど、熊の何気ない仕草も良くて好き。
この世界観に憧れる、というよりも自分もここに行きたい!と本気で願いたくなりました。
Posted by ブクログ
熊と鮭が営む甘味処。
メニューは選べず、勝手に出てくるシステム。登場する人たちは、だれの日常にもありそうな悩みをわかりやすくかかえ、そこにちょうど良い甘いものが差し出される。
それが心にやさしい。読んでるこちらも思わず涙。
その後のお話も、また、いい。
Posted by ブクログ
カフェにあった本。泣いた。店主のセリフや絵のタッチの暖かさ。自分と重なるお客さんもいてこんな風に言ってくれる人がいるのかあと救われた気がした。泣きたい時に読める本。
Posted by ブクログ
しんどい時には確かに泣ける本。
普通に読んでも何だかじわっ〜と涙が出そうだったから。
でもただ悲しいだけでなくて、誰かが誰かを想ってる。そこが一番泣けた。
出てくる甘味はどれも美味しそう。
Posted by ブクログ
久しぶりに本で号泣した。心が温かくなる作品。
この作品は、短い物語が10つほど漫画で描かれおり、さくさく読むことができる。絵も淡いタッチで、ほんわかとした温もりを感じた。
食べ物は不思議な力を持っている。
心が苦しい時や落ち込んでいる時、気が張っている時に温かい、優しい食べ物を口にすると、緊張していた心が緩み、自然と涙が止まらなくなる。そんな経験を思い出させてくれた。
渋柿の話とマフィンの話が特にお気に入り。
Posted by ブクログ
【日々の忙しさに追われ、ちょっと疲れたなぁというあなたにオススメしたい一冊】
一話3~10ページの短い漫画とその後に出てきた甘味のレシピが掲載。
短いながらも誰もが遭遇するような日々の小さな泣きたい出来事に、ほっとするような甘味と寄り添うようにそっと後押しするひとこと。
Another storyとして、頑張っていることを見ていてくれた人や、大切に想ってくれていたことが分かる物語もあり、胸いっぱいに。
あぁ、自分も疲れていたんだなぁと気づかされ「よく頑張って来たよね。お疲れ様。」「疲れたんなら休んでいいんだよ。」と、あったかい気持ちで包み込んでもらえたような読後感。
・・・・・・・・・
普段は分類「F」から本を借りることがほとんど。
たまには自分の興味関心の幅を広げてみようと、勝手に夏休み特別企画として「目指せ日本十進分類全制覇!」
この本は7分類の棚から見つけました。
726ということで「漫画・挿絵・童画」の棚に配置されています。
Posted by ブクログ
素敵、じんわり心が温まる。絵柄も優しくて雰囲気に合っている。
確か、作者の方は元々看護師をしていた。色んな人のストーリーを丁寧に描けるのは、たくさんの人の悲しみや家族愛などと近くで関わる仕事をしてきた経験も生かされているのかもしれない。
Posted by ブクログ
泣きました。
1話が短いのに素敵な絵と温かいストーリーですべてのストーリーで心が動きました。
アナザーストーリーで、主人公以外の感情がわかってもっと泣きました。
とっても心が暖かくなる本でした
Posted by ブクログ
素敵な本に出会いました。
時系列が少し分からなくなったりしましたが、最後腑に落ちてスッキリします。泣きたいときに読むと、心が少し軽くなるかもしれません。何度も読みたいです。
ほのぼの、ちょっとほろり
誰も美味しそう。そしてストーリーがほのぼのの中にちょっと涙が出てくる切ないお話もあって読み応えがあります。
色々な話がオムニバス形式であるのですが、自分や知り合いに似ている境遇の話もあったりして面白いです。
仕事や子育てに忙しい人に読んで欲しいです。
感動
読み始めてから最後までずっと泣いていました。本当に感動するいいお話ばかりです。登場する2人の人物のお互いのその時の思いが書かれているのでより感動しました。
じんわりほっこり
辛いときにほっこりあたためてくれる。日々の生活に追われて辛いことも色々あるときに、思い詰めずにとりあえず止まって甘いものとお茶飲んで…。何気なく受け止めてくれる相手がいると嬉しいですよね。
スマホに落としてるのでどこでも時々読めて癒やされてます。
素敵な話
素敵な話をありがとう。
仕事や人間関係で辛い時
失敗して自分が嫌いになったり。
でも自分だけじゃなくて
みんな同じ経験をしていて、
つらくても前を向いて仕事をして。
明日も頑張れそうです。
ありがとう。
レシピ付なので作ってみようかな
夜寝る前に
読んだら泣いてます笑
翌日困るので、休日前夜に熊さんと魚さんに会いに行く感じです笑
食欲がなくてもおやつならなんとか食べられそう
正直、代謝はしにくくなるけど口にすることが元気のもとだもんね!と言い聞かせながら
これ食べたい・あれ食べたいと自分の欲求を思い出して労われる1冊です
ジャンルはコミックエッセイなのかな?
これは手元にも置いておきたいなぁ〜
じんわりと心にくる
twitterで見かけて購入です。
誰でも頑張っていても報われないことがありますがそういう時に
前を向くために読もうと思いました。
泣きたい夜に美味しいものを食べて頑張ろう。
癒されるお店
読んでいる間中ずっと泣きそうで。
私もいつかこのお店にに出会いたい。
そしたらきっと、明日からまたがんばろうって思えるんだ。
絵のタッチがとても好き。
レシピがついてるのだけどこれもとても可愛い。
Posted by ブクログ
心が晴れない日、それはきっと頑張りすぎて疲れ切っていたり、知らないうちに傷ついたりしていた日なんだと思う。そういう日は誰かの想いに触れるだけで泣いてしまう。きっと泣いていい日なんだから、甘いものとあったかい飲み物で思いっきり泣こう。
Posted by ブクログ
ぼる塾の人のツイートを見て読んだ。
悩みがある人たちがたまたま出会う喫茶店でその日オリジナルのスイーツを食べる話。アナザーストーリで別視点の話が読めるのがとても良かった。
熊と鮭の営む甘味処。
最初は「泣きたい夜のって言いつつファンタジー感強いのか?」と思った。
でも書き込みすぎてない背景も、やさしいお話しもじんわり胸にくる。
疲れた社会人ほど、年を重ねた人ほど、胸にくる。
Posted by ブクログ
レシピ付きの漫画。
泣きたいから読んだわけではなかったけど、心にそっと寄り添うお話ばかりでウルっときてしまった。
仕事で忙しい時期とか嫌なことがあった時とか、心が疲れてるときに読んでたら号泣してたと思う。
ここ何年かで読んだ中で人にプレゼントするなら青山美智子さんの「ユア・プレゼント」が良いなと思っていたけど、この本も人にプレゼントしたくなる本。
作者の中山有香里さんは看護師でイラストレーターだそう。
優しい視点のお話がたくさんあって、他の本も気になった。
Posted by ブクログ
やばい。泣けてくる!!!
ここに出てくる人たちは、泣けてくる日があるわけですが、
なんとなくお店を出るときには、無理なく前向きになれそうなんですよ。
こんなお店が近所にあったら、絶対に通う。
そして、レシピがわりと簡単な印象。これも好感度高し!!! 熊と鮭。いいコンビ。
Posted by ブクログ
夜闇の中に温かい灯り。熊と鮭がやっている甘味だけのお店には、泣きたい気分の人がたどり着く。
第9回料理レシピ本大賞コミック賞受賞。11のレシピ付き。
作者の方、(多忙な印象のある)看護師をしながらイラストレーターも兼業ってすごいですね~
各話、ほんの数ページの漫画。どの話も優しくて沁みる。
登場人物の周りの人が主人公のother sideの話があるのもすごく良い。
違った面が見られてまた泣ける。
Posted by ブクログ
熊と鮭。。。そこにはピンとこなくても、本当に色々考えさせられる内容でした。
子供の頃の自分、今の自分、年老いた自分。
子供の気持ち、相手の気持ち、親の気持ち、おばあちゃんの気持ち。
疲れた自分、病気の自分。
今を精一杯生きないとなぁ。。。と、何となく思える本でした。
熊と鮭のように、人の心に寄り添いたいものです。
そして、作ってみたいレシピがいっぱい!
お菓子作りは全然しないし苦手だけれど、作ってみたいなと思いました。
特に干し柿のパウンドケーキ!
どんなお味なのか気になります!
Posted by ブクログ
絵が好きじゃない。内容はほっこりして良いのは分かるけど、絵が気になって陶酔できない。次回作も色々出てて評価も高いので読もうと思ってたけど…。満月珈琲店とかぶってしまって、絵はそちらの方が好きだからかも。
Posted by ブクログ
いろんな人の後悔、いろんな人の寂しさ、いろんな人の悔しい気持ち…
そのどれも、自分の心のどこかに触れる。
そして、そういう気持ちをほんの少しラクにしてくれるのは、やっぱりちょっと甘いもの。
お店をやっているのが、特にかわいいわけでもない(笑)熊と鮭というのも、シュールで良い。
Posted by ブクログ
ずっと気になっていた一冊。
癒されたいなーと思って購入した( ˊᵕˋ )
Another storyがどれも良かった◎
私でも作れそうなレシピばかりだったから作ってみたい!