常識のない喫茶店

常識のない喫茶店

1,540円 (税込)

7pt

潜入したい。変なあだ名を付けられたい。顔色を窺って生きてきた彼女が出禁のカードを振りかざす。その瞬間を目撃したい。こんな働き方、誰も教えてくれなかった。
――こだまさんも夢中!

■内容
「働いている人が嫌な気持ちになる人はお客様ではない」――そんな理念が、この店を、わたしを守ってくれた。

失礼な客は容赦なく「出禁」。女性店員になめた態度をとる客には「塩対応」。セクハラ、モラハラ、もちろん許しません。

ただ働いているだけなのに、なぜこんな目にあわなければならないのか。治外法権、世間のルールなど通用しない異色の喫茶で繰り広げられる闘いの数々!

狂っているのは店か?客か?あらゆるサービス業従事者にこの本を捧げます。

喫茶×フェミニズム――店員たちの小さな抵抗の日々を描く、溜飲下がりまくりのお仕事エッセイ!

■メニュー(目次)
I 魅惑の喫茶
プロローグ
妖怪在庫荒らし
出禁です
同僚観察記
やさしい人
いかれたマスター
お仕置きです
推しの客
緊急事態喫茶
SNS警察
ガチ恋の翁
グレーゾーン村の人々
不惑の喫茶

II おかわり
ここだけの話
喫茶店員あるある
わたしの喫茶紀行
特別なお客さん
厨房は戦場
卒業
人生の分かれ道

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常識のない喫茶店 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    嫌な客というのは接客業をしていると必ず出会ってしまう。もう来て欲しくないな、そんなことは思っていても口に出せない。しかし、僕のマリさんが働く喫茶店は嫌な客には来ないでください、罵倒されたらやり返すといったスカッとする展開がある。店員さんが嫌だと思う客は、周りの客も迷惑だと思っていることが多い。それを

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    否、店員さんといえどやりすぎでは?!と思えど本のタイトルですでに注意書きは済んでいる。実際接客業で働いた人間には首がもげる程のわかる!!と、出来る事なら私だってそうして出禁にしたかった!!と羨ましいですらある。
    「お客様は神様です」と言い出した奴は誰なのか。毎日その事にボヤきを入れたい毎日をお送りの

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    ホント、常識がない!
    ファンタジー?と思いつつ読んでいたら、こちら実在するんですね。

    羨ましい。
    私も接客に携わっていますが、この間お客様に「バカじゃないの」と言われ、ムカムカしていたところです。
    最近はそれも挨拶程度にしか聞こえないようになりましたが。

    いろいろ言いたいことはたっぷりたまってい

    0
    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    ぷぷぷっWと吹き出す場面が多すぎて、電車では読めない。"エッセイ本"らしいけど、小説感覚で1日で読めた。性別差別を受けてきた著者本人が、力強く生きられるようになった処世術(あだ名)がふんだんに描かれていたし、皆も真似できる!!!

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    お仕事エッセイ
    とっても面白かった!
    作者の気の強さと仲間思いな優しさが文面に伺えてスラスラ読めた
    くせつよなお客さんのエピソードや個性豊かな同僚やマスターのエピソードがたくさんで笑った
    お客さんと喧嘩しても良くて、こっちの判断で出禁にもできて素晴らしい職場だなって思った
    店員が嫌ってるお客さんは他

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    面白かった。声を出して笑ってしまう場面が沢山だった。でもそれだけじゃなかった。作者の過去の出来事、現在を最後の章とあとがきで読み知り、グッときて涙してしまった。初めましてだが私はこの作者「僕のマリ」さんが好きだ。このエッセイに出会えて良かった。

    0
    2025年08月19日

    Posted by ブクログ

    僕のマリさんが面白いのか、喫茶店のスタッフ達が面白いのかわからないけど、久しぶりに本を読みながら声出して笑った 。
    休憩中の事務所なのに恥ずかしいじゃん///

    店員さんに好かれるお客さんになりたいな
    私の彼は絶対に好かれる客だと思った
    どんなあだ名をつけられるんだろう
    知りたい

    もっともっと僕の

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    初読みの作家さん!
    帯に「働いている人が嫌な気持ちになる人は、お客様ではない」とあり、とても興味をそそられたのがきっかけで。

    実は私も接客業をしており、常に理不尽な客と遭遇している。令和になっても、いつまで「お客様は神様」だそうだ。 

    なので私もこの喫茶店で働きたい、ぜひ仲間に入れて欲しいと切に

    0
    2025年08月13日

    Posted by ブクログ

     家業が喫茶店で喫茶仲間が面白いと紹介していて、気になって読んでみたらすごく面白くて一気読み。 心がスッキリする。どんどん読まれてほしい一冊。 お店側だって、お客を選びたい。(無理だけど)あと、それなりの人はそれなりの対応されがちだよ。自分の行動を振り返ってね。って、普段言えないあれこれが散りばめら

    0
    2025年07月26日

    Posted by ブクログ

    小説ではなくエッセイ。読んでて3回くらい吹き出しそうになった。本で笑うことはほぼ無いので、この本の面白さに星五つをつけた。僕のマリさんのエッセイは「いかれた慕情」と「書きたい生活」を読んだけど、こんな面白く書ける人だったのか。エッセイは表現とか観点の面白さに惹かれることが多いけど、このエッセイに関し

    0
    2025年05月22日

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