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<<「40歳で引退する」ということを35歳の時に決断してから歩んできた5年間の記録>>
朝、家を出るときから今日こそ伝えようと心に決めていた。妻の加奈子にも「今日、話そうと思っているから」と言ってクラブハウスに向かった。あの人に伝えることで、“すべて”が動き出す。そう思っていたからだ。2020年10月23日――久々にもらった連休が明け、練習が再開された日のことだった。僕にとっては、ずっと指標にしてきた40歳の誕生日を1週間後に控えていた。
(中略)
この5年間で僕は数え切れないほど、本当に、本当に多くのものを手にすることができた。それはタイトルという星の数だけでは測ることができない。その過程にはすぐに思い出すことができる栄光や歓喜もあれば、誰にも言えないような多くの葛藤や苦悩もあった。振り返れば、プロサッカー選手として過ごした18年間で経験してきたすべてが、かけがえのないものだったと、先のステージに進んだ今、改めて言い切ることができる。
だから、そのすべてをここに綴りたいと思う。僕が過ごしてきた18年という日々が、誰かの、何かの力になるならば、というメッセージを込めて――。(本書「プロローグ」より)
【目次】
プロローグ
第1章 2016年
第2章 2017年
第3章 2018年
第4章 2019年
第5章 2020年
第6章 2020年最終章
エピローグ
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Posted by ブクログ
映画も見たし、ドキュメンタリーや、You Tubeとかも全部見てるからそんなに目新しいことはないかなと思っていたけど知らないことがいっぱいあった。
家族のこと、特に次女の里衣那ちゃんが無事に産まれてくるまでの大変な日々があったことは知ってはいたけど本当にがんばったね〜とウルウルした。
連覇した年のサンフレッチェ広島の失速がなんでかな?と不思議だったけど、憲剛が攻略方法を敢えてアナウンスしたことで他チームがそれを参考にしてあの連敗を生んだってスゴっ!!おかげで優勝セレモニー見られたのかぁ〜とシミジミ。
ルヴァン杯初優勝のところは実際に自分も憲剛と全部同じ空間に居たこともあって、3回負けて悔しかったのは肌身に沁みていた。延長で谷口の退場の直後に逆転の3点目を取られたときには、4回目もまた駄目カモって本気で思った。PKで章太が最後にキャッチした映像は今も鮮明に覚えている。
引退したけどこれからも応援したくなるヒトです♥
Posted by ブクログ
サンフレッチェ広島サポの自分が読んでもとても感動できる話だった。
中村憲剛が怪我をした 2019/11/2 の等々力競技場に観戦に行っていた。あの会場にいたときはまさかこんな大怪我になるとは思っていなかった。
DAZNのドキュメンタリーも見ていたし中村憲剛が偉大な選手であることはわかっていたのでわざわざ本を読まなくてもいいかなと思っていたけども、実際読んでみると中村憲剛という選手が川崎でとても偉大な選手だということがあらためてわかった。
特に家族のやりとりは知らなかったので読んだときには号泣してしまった。
川崎フロンターレの中村憲剛は引退したけども、今後ロールモデルコーチ、解説、監督、サッカー関係者としての中村憲剛の活躍にとても期待しています。
Posted by ブクログ
ほんとは星100をつけたい。
けんごがいるときに、川崎に住めて幸せだった。
30歳過ぎて、代表にも定着し、ベテランとして“周りを活かすことを考えていた中村憲剛に、「お前、全然止まんねえな。」と言う風間監督。そこから改めて自分を成長させることに収集した憲剛。37歳で大逆転優勝を勝ち取ったときに、優勝に足りなかったことは“自分の成長”だったと感じた。自分の立場があがっていけばいくほど、自分の能力がボトルネックになる可能性が高まっていく。もちろん周りを活かすことは必要だけど、自分の成長を止めてはいけないという教訓。
サッカーにおいて重要なこと。「止める、蹴る」+「ポジショニング」。ポジショニングで相手を動かし、自分にチームに優位な形勢をつくる。そこで、持っている「止める、蹴る」の技術を活かす。ポジショニングで相手を動かすのは、イニエスタ、オスカルがやっていること。
物事は変化があるからこそ楽しく、終りがあるからこそ美しい。
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