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神子として召喚された圭は、王子と恋に落ち、幸せな日々を送っていたが捨てられてしまう。そして逃げるように神殿に入るが、待ち受けていたのは周囲からの冷たい視線だった。神子の心が天候を表すと知らず、国の天候を荒らしてしまっていたのだ。以降、神子の務めを必死で果たすが、孤独な生活を送ることになる。数年後、隣国の公子に侮辱的な言葉をぶつけられた圭を、神武官・テスに思いがけず庇われる。圭は困惑し、過ちを犯した神子が嫌われるのは当然だと伝えるが、テスは「貴方の苦しみにも気付いていなかった、不甲斐ない俺をお許しください」と跪き…?
【電子特別版】伊達きよ先生の書き下ろしショートストーリー「夜明け前の暗闇に」を電子版だけに特別収録!
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更なる続編を読みたいです。
15歳で一人見知らぬ場所に「神子」として「召喚」されて、何も聞かされないまま、そりゃ優しくしてくれる人に恋してしまうことは必然だよね
でも僅か数年で「飽きられ、捨てられて」しまう、まだまだ子供だし、孤独だから、縋るのも当たり前よ
それを大人たちは、事情もあったから仕方がないけど、ますます「孤独」して
佳き。
不憫な受け様が、ハッピーエンドに辿り着くまで、これでもかこれでもか、と辛い状況に貶められる展開が得意ではないので、本作は、とても佳きでした。ありがとうございます。
受け様が冷遇されていた期間を書き綴ることもお出来でしたでしょうに、そうなさらなかった作者様に、感謝します。
絵師様、この度もテッパン美
匿名
個人的にめっちゃ好きな展開で何度も読み返してます。
続編でも短編でもどんな形でもいいので、神殿にうつってからの3年ももう少しだけ深掘りした話があったらマジでとんでもない頻度で読み返す気がします。
あとはコミカライズを何気に期待してずっと待ってます。
読み応えがありました。
欲望と誤解と疑心と。神子として異世界に召喚され、閉ざされた世界で受け身で流された主人公が、
長い時間をかけて信頼と自信と幸せをつかむ話。
ひたむきで優しい気持ちになれる、そんな話でした。
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