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横浜でのデート。琉実と付き合っていた頃にも行った思い出の場所。あの時と違うのは、今日は那織も一緒ということ。
7月24日。今日は僕の誕生日。琉実と那織から誘われて、三人で出掛けていた――幼い頃からよく知る家族同然の三人で。昔みたいに。
だけど、この楽しい時間がもうすぐ終わるということを、僕は知っている。
今日僕は想いを告げる。
告白の結果はどうあれ、一つの恋が終わることだけは間違いがない。この関係が崩れてしまうことに、もう戻れないことに対して明確な恐怖がある。
それでも僕は言わなければならない。
君が、好きだから。
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Posted by ブクログ 2023年05月22日
双子の恋決着巻。
いろいろあったが、結局はこうなるよね。
妹ちゃんの勝利。
めんどくさくて重い宣言が伏線になるのか、
なにげに次巻も続くようなので楽しみ。
付き合ってからを紡ぐのはエラい。
というか人気が見込めるという証拠か。
なお、あるみっく氏の直近の挿絵はやはりあかん。
あるページだと右腕が...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月20日
純の決心を背景に進む、3人の関係性。地の文でこれでもかと積み重ねられる、3人それぞれの視点による心理描写が秀逸。
話の展開はある意味予想通りでしたが、双子という切っても切り離せない家族という関係性があるからこその苦味や甘みがとても良かったです。
特に良かったのは2章。琉実の心理描写は泣けてくるし、那...続きを読む
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