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■目次
第1章 関西における阪急の威力 ―信頼を築く―
第2章 「電車」の概念を変えた阪急 ―伝統を守り、進化する―
第3章 駅とサービスに見る、こだわり気質 ―創意工夫を凝らす―
第4章 順風満帆か波乱か? 阪急の歩み ―挑み、前進する―
■著者紹介
伊原 薫(いはら かおる)
1977年大阪府生まれ。鉄道ライター・カメラマン。京都大学大学院都市交通政策技術者。『鉄道ダイヤ情報』『旅の手帖』『鉄道ジャーナル』などの鉄道・旅行雑誌や、「Yahoo!ニュース個人」「乗りものニュース」などのWebニュースで執筆するほか、テレビ番組への出演や監修、地域公共交通に関する講演・アドバイスなど、幅広く活動する。著書に『「技あり!」の京阪電車』(交通新聞社)、『大阪メトロ誕生』(かや書房)、『国鉄・私鉄・JR 廃止駅の不思議と謎』(実業之日本社・共著)など。
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Posted by ブクログ
阪急といえば浮かぶのは、電車、百貨店、宝塚歌劇団、かつては阪急ブレーブスという球団を所有してパ・リーグや日本シリーズで何度か優勝したこともあった。
阪急を作ったのは小林一三。小林は、鉄道+住宅+百貨店+歌劇団といった様々な事業を通じて、関西に新たな世界を作ったと言っても過言ではない。
阪急電車といえば、栗を意味する「マロン」が語源の「マルーン」色の車体だ。
あの色ですぐにどこの電車か分かるのはブランドのなせるわざだ。
そのマルーン色の車体にチェンジの危機が迫ったこともあるが、会社内部と沿線住民の反対により現状を保っている。
車体の色以外にも座席も個性がある。「ゴールデンオリーブ」と呼ばれる緑色の座席も阪急電車を語る際に外せない。
モケット(表地)は、創業時から採用されている歴史のあるもので、素材にはアンゴラヤギの毛を使っている。
通勤車両で天然素材を使っている会社は、大手紙鉄では阪急ぐらいとこだわりを持っている。
小林一三が行ってきた街づくりなど阪急の歩んできた道がギュッと詰まっている。
今度、関西に行く機会があったら阪急電車に乗って歴史の重みを感じたいなあ。
Posted by ブクログ
私は都市計画に興味がある学生です。鉄道が都市計画事業を担っている例として東急と阪急は有名ですが、交通の観点に留まらず沿線住民の人生に《揺りかごから墓場まで》関わる経営方針の起源を知りたくてこの本を手に取りました。この本を読んでわかったことは阪急の創始者・小林一三の流行への敏感さが阪急の事業展開に大きく貢献したこと、鉄道を延伸する際には阪急と阪神、国鉄が熾烈な争いを繰り広げて今の路線に至ったことです。鉄道が好きな筆者が伝えたいメインテーマは阪急の車両やサービスの細やかさに重きを置いていましたが、読みやすい文章で面白かったです。
個人事ですが、私は自分の興味が鉄道を延伸する際の人の流れや利益のシミュレーションにあることに気づきました。これから大学は夏休みに入りますが、この気付きを生かして交通工学?などの本を読んでみようと思います。
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ビジネス・実用
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