三人書房

三人書房

850円 (税込)

4pt

3.5

大正8年(1919年)東京・本郷区駒込団子坂、平井太郎は弟二人とともに《三人書房》という古書店を開く。二年に満たない、わずかな期間で閉業を余儀なくされたが、店には女優・松井須磨子の遺書らしい手紙をはじめ、奇妙な謎が次々と持ち込まれた──。同時代を生きた、宮沢賢治や宮武外骨、横山大観、高村光太郎たちとの交流と、数々の不可解な事件の顛末を、若き日の平井太郎=江戸川乱歩の姿を通じて描く。第18回ミステリーズ!新人賞を史上最高齢の69歳で受賞した著者による、滋味深い連作集。/【目次】三人書房/北の詩人からの手紙/謎の娘師/秘仏堂幻影/光太郎の〈首〉/文庫版あとがき/解説=辻真先

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

三人書房 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    江戸川乱歩がデビューする前に古本屋を営んでいたことは知っていた。
    けれどその当時の事は良く知らない。
    なので江戸川乱歩が古本屋を営んでいた時代を舞台にした作品ということで大いに興味を惹かれ手に取った作品。
    この三人書房という古本屋を営む平井太郎がいかに探偵小説会の祖となる江戸川乱歩に変化していったの

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

     江戸川乱歩の『D坂の殺人事件』および、あの作品の背景をもとに書かれた連作集。高村光太郎、宮沢賢治、宮武外骨、横山大観といった人たちが作中に登場し、乱歩とともに大正から昭和二十年代までの東京の謎に挑む。モデルにされている人物達の著作をもう一度手に取ってみたいという気持ちになる。著者の人柄が滲みでてい

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    創元推理文庫の新刊

    若き江戸川乱歩を描いた連作ミステリー短編集

    実在した登場人物や史実に基づいており、謎や展開はやや穏やかなものの、事件から得た発想が江戸川乱歩の有名タイトルに繋がっていく結末が面白かった

    語り手がコロコロ変わる構成は良い
    惜しむらくは文章が一辺倒でキャラクターも立っていないた

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    江戸川乱歩が小説家としてデビューする前のお話。
    謎はお、なんだ?どーゆーことだ?と好奇心を刺激されるんだけどどの話もオチが弱い気がする。

    0
    2025年11月06日

三人書房 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創元推理文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

柳川一 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す