スウィング・ジャパン―日系米軍兵ジミー・アラキと占領の記憶―

スウィング・ジャパン―日系米軍兵ジミー・アラキと占領の記憶―

1,584円 (税込)

7pt

4.0

砂漠の中の強制収容所でサックスを覚え、占領期の日本でジャズを広め「神様」とまで称えられた日系二世。差別の中に育ち、長じてGHQ語学兵として赴任したジャズマンは、荒廃した「祖国」で何を見たのか。後に日本文学者の道を選んだその生き方から、戦中戦後の日米の姿に光をあてる。従来の占領史に一石を投じる傑作評伝。

...続きを読む

スウィング・ジャパン―日系米軍兵ジミー・アラキと占領の記憶― のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年11月18日

    戦後日本のアメリカ化の原風景を描いた前著『ワシントンハイツ』が読み応えがあったので、著者買いした一冊。今回のテーマは、日系二世のジャズマンであり、後に日本文学の教授になったジミー・アラキを通して描いた 戦中戦後の日本と米国の姿。
    読む前の期待は、やはりジャズの部分。実際、渡辺貞夫、北村英治、ジョージ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年01月28日

    日系2世のジミー・アキラ.戦後の日本にチャーリー・パーカーのジャズを教えた話が骨子だが、米兵としての側面も詳細に記載している.ジャズに関しては旧知のプレイヤー名が出てきて楽しめたが、アメリカでの収容所の話が冒頭に連続している点はやや閉口した.

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年12月28日

    本書は日系アメリカ人ジェームズ・T・アラキの評伝。太平洋戦争で強制収容された一人であり、陸軍情報部日本語学校の教官。惜しまれつつ除隊し、戦後日本にビ・バップを伝えたJAZZ奏者(ジミー荒木)。そして古典学者の顔も持つ。驚いた。

    有刺鉄線を経て合衆国に忠誠を誓い陸軍へ。敗戦による来日後、昼は連合国翻...続きを読む

    0

スウィング・ジャパン―日系米軍兵ジミー・アラキと占領の記憶― の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

秋尾沙戸子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す