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四国統一を成し遂げ天下を夢見るも、関ヶ原で敗北。山内政権下で「下士」へ転落し、雌伏の後、明治維新を機に家名復活へ──。秦の始皇帝を遠祖とする名門一族の興亡を、長宗我部元親の末弟、親房から17代目の当主・長宗我部友親が描く。末裔でなければ書けない史実の数々は、70代、2000年に及ぶ血脈の「大河の一滴」までさかのぼった、まさに歴史のロマン。長宗我部元親の原点がここにある!
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Posted by ブクログ
2000年を超える長宗我部家の物語を俯瞰的にみることができました。秦河勝、秦能俊、国親、元親、信親、盛親、五郎左衛門、弥九郎…様々な方が、それぞれに精一杯生きておられたことを知ることができました。この物語を読んでのひとつの感想ですが、長宗我部の人々は、代々ここ一番での決断が、ほんの少し、本当に紙一重、優しいように思えました。信長なら、秀吉なら、家康なら、そのような甘い決断はしなかったのではないか…そんな風に思いました。ただ、私はそんな優しさ、甘さは嫌いではありません。それらが、自分自身を助けることもあるでしょうから。あと、関ヶ原の島津の退き口の考察と、大坂夏の陣の桑名弥次兵の死に様は、とても印象深かったです。
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