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昭和二十九年の洞爺丸沈没事故で両親を失った蒼司(そうじ)・紅司(こうじ)兄弟、従弟の藍司(あいじ)らのいる氷沼(ひぬま)家に、さらなる不幸が襲う。密室状態の風呂場で紅司が死んだのだ。そして叔父の橙二郎(とうじろう)もガスで絶命――殺人、事故?駆け出し歌手・奈々村久生(ななむらひさお)らの推理合戦が始まった。「推理小説史上の大傑作」が電子書籍で登場。(講談社文庫)
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冷静に読むと随所に伏線があり、この本を奇書たらしめる準備は既に序章で完成していて、思わず感嘆。普通のミステリー感覚でいた初読時にモヤモヤさせられた推理くらべも、今読むと別のフラストレーションを生まずにはおらぬ。
ところで、真名子肇って十蘭の『魔都』の登場人物と関係あるのかな?
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小説・文芸
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