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復讐と正義の間で葛藤する刑事を描いた傑作警察小説! 不正を憎む刑事マクニールの妻が遺体で発見された。妻はホワイトハウス担当記者だった。死因は自殺とされるが、かつて社交界で起きた不審死に似ていた。政治的陰謀を疑い、捜査をはじめたマクニールは自問をする。自分を駆り立てているのは、正義か、復讐か
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Posted by ブクログ
ニューヨーク市警の刑事が主人公のミステリー。親と弟共々警官で、正義漢の塊のようなジャックはジャーナリストの妻を自殺に見せかけた不審な死で亡くす。生前の妻が追っていた有名女性の死因を巡り陰謀を感じたジャックは1人立ち上がるが、行く先々で捜査の妨害にあう。中央とFBIとも繋がりのあるヘンリーをどうやって...続きを読む崩すのか、ハラハラしっぱなしだった。ジャックも好きだが、弟のピーターの描写も素敵で、次作が楽しみ。 (今作は2部作の一作目らしい)
警察小説じゃないだろ、に加えて意味不明の自殺願望、でもって続くのか?展開が安易だし。読みやすくはあったので+1。
ニューヨーク市警の刑事マクニールの妻キャロラインが遺体で発見された。死因は自殺とされたが、妻はホワイトハウス担当の記者で仕事に打ち込んでおり自殺をするとは思えなかった。マクニールは独自に調査を開始するが、ホワイトハウスやFBIに妨害され、窮地に追い詰められていく。やがて、妻の死と数年前に自殺したセレ...続きを読むブ女性との関連に気づく。当時、真相が何者かにもみ消されたことを知ったマクニールは、刑事として法に従うか、自ら復讐を果たすか、葛藤するが…。 この内容、ポケミスで定価3,000円越えとは、と読後ため息。かつてなら、NVレーベルで出されたのではないか。
2025年の26冊目は、J・B・ターナーの「復讐の岐路」です。原題が良いですね。 主人公は、ニューヨーク市警の内務監査局に勤務する警官ジャック・マクニール。1人息子をある事件で亡くし、内務監査局に移動しますが、今度は、別居中で 敏腕ジャーナリストである妻を自殺と思われる状況で亡くしました。当然、自殺...続きを読むでは話が進みませんから、ある陰謀に巻き込まれての結果でした。 ジャックは、かつて父が警官を弟も警官という警官一家で生きて来た、正に警官の中の警官と言えます。いかなる時も法を遵守して来たジャックが、妻の復讐の為とは言え、私的制裁とも言える行動に後戻り出来なくなって行く様子、葛藤が読みどころです。 難点を言うならば、強大な力を握っているはずの敵が、如何せん弱過ぎる所、ピンチらしいピンチ無く進んでしまう所でしょうか。まぁ、事件は完全に解決しておらず、続きの2作目が有るという事なので、そちらに持ち越しという事でしょうか。 ☆4.4
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