私はがんで死にたい
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私はがんで死にたい

982円 (税込)
589円 (税込) 12月18日まで

2pt

こう考える医師が

多いのは、なぜか?



多くの人がのぞみそうなポックリ死・老衰死は、

がん死よりよほどつらいと思います――久坂部羊(『人はどう死ぬのか』著者)



がんだけは絶対に嫌だ、という人は多い。だが2人に1人がこの病気になり、3人に1人が亡くなる。

著者は長年、外科医としてがん拠点病院で活躍。

その後ホスピス医として3000人の末期がん患者と接した経験から医療の過剰な介入(幾度もの手術、抗がん剤)に疑いを持ち、むしろ「がん死」こそが人間に相応しいと考えるに到る。

がんでも穏やかに最期を迎えるには、何をどう準備すべきか。

がんで亡くなった愛妻の最期を告白し、「人ががんで死ぬ」25の実例を挙げ、死に方、終末医療のあり方を示す。名著、待望の復刊。序文・久坂部羊。

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私はがんで死にたい のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    身内が癌で亡くなり、大変な治療をしてきたので癌になったら終わりと思ってたが、この本を読み180度変わった。やりすぎる治療、抗がん剤、
    医者の言うままに治療は考えものだと思った。

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    私もかねてからガンで死にたいと思っていたので読むのを楽しみにしてました。
    第1章はがんについて知らないことが多くて読み応えがあったが、徐々に科学的な記述が減り、著者の印象や思いが多くなります。
    しかし、私が日頃から思っていたこと(在宅ケアのこと以外)が言語化されており、終末時の取り扱いについて書面を

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    たくさんのがん患者さんから学び、家族をがんで失い、自身もがんになった著者しか書けない事実がたくさん書かれていた。

    日本の医療技術も医療機関のホスピタリティも、世界の中では優れたものだと勝手に思っていたけど、まだまだ至らない分野があるんだな。

    日本人の死生観は未熟だと思い知らされた。

    私の父もが

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    自分自身の尊厳ある生き方、そして死に方について考えさせてくれる良書だった。
    ホスピスや緩和ケアについていくらか知っているつもりだったが、現実には金儲け目的の有料老人ホームは数あり、緩和病棟のある日赤や協立病院などもあるがほんの少しのベッド数だ。
    自分の最期はこんな所で、という小川糸のライオンの家のよ

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

    「癌で死にたくない」との声をよく聞くが、それは単に「死にたくない」ということではないかと序文で久坂部羊氏が書いている。二人に一人が癌に罹患する時代である。死に対する心の準備ができる癌で、穏やかな死を迎えることができるよう心の準備をしたいものである。

    0
    2025年07月10日

    Posted by ブクログ

    外科医として、長年がん拠点病院で活躍され、その後ホスピス医として3000人の末期患者と接した経験をもつ小野寺医師だからこそわかる事がある。
    自らの実体験から、ついに自らも自分の死について考え、実践されていかれたそうです。
    誰もが、いろいろな知識を習得し、自分の死を考え、行動していくことが必要なのでし

    0
    2025年06月16日

    Posted by ブクログ

    本書は2012年に出版された本の復刊。久坂部羊氏の序文、著者のご息女のあとがきが追加されている。
    内容は目次の各章のタイトルの通りで、自分の認識と違和感はない。
    あとがきによれば、2019年にがんで亡くなった著者は、この本に記したようには死ぬことができず、手術は行い、ホスピスには入らなかったが、抗が

    0
    2025年08月20日

    Posted by ブクログ

    在宅か入院か

    1️⃣抗がん剤はほぼ効かない。効果を発揮するのは数十人に1人。
    2️⃣数十人に1人、としか書けないのは、ガン患者が全て登録され、術後の生存率や抗がん剤の効果などがすぐ検証できるアメリカに対し日本にはそのような仕組みがないので医師の個人的な経験と勘に頼った抗がん剤治療が行われているため

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    多くの医師ががんで死にたいと考えるというのはよく耳にしてきたが、人生の後始末をして死んでいけると言う意味では私も事故死や突然死よりはがんの方がいいかな。

    本書は2012年に書かれた本の新装版ということで、がんの免疫療法等などは今は少し進んで一部保険適用もされているようだけど、高度進行がんに対して筆

    0
    2025年09月03日

    Posted by ブクログ

    がん=手術や抗がん剤のイメージしかなかったので、この本を読んでどういうことをしたり心構えをどうすればいいかというのが自分なりに分かってよかった。

    具体的なケースがいくつも挙げられていて読みやすくもあり、がん以外にも認知症のことや臨死体験のこと等書かれていて知らないことを色々知ることができた。

    0
    2025年07月02日

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