天気のからくり(新潮選書)

天気のからくり(新潮選書)

1,815円 (税込)

9pt

4.5

「線状降水帯」はなぜできる? 台風はどこまで大きくなる? 空にある世界最大の川とは? 日本書紀から古代日本の台風被害を予想し、歌川広重の版画から雨粒の形に思いを馳せ、台風の謎を解明するためジェット機で突入する気鋭の気象学者が見れば、世界はこんなに美しい。明日から空を見る目が変わる気象エッセイ。

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天気のからくり(新潮選書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     地球をりんごの大きさに例えると、地球の大気はりんごの皮くらいの薄さしかありません。そして、この薄い大気の層で、雲ができ雨が降り様々な気象現象が起き
    ているのです。
     天気予報は身近な存在ですが、気象学といわれると何だか難しい学問のように感じてしまいます。台風はどこまで大きくなる?線状降水帯はなぜで

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    「激甚気象はなぜ起こる」で、気象研究の最前線の面白さを知り、坪木先生のこの新しい本を買いました。「天気のからくり」には、図表がありません。文章だけで気象の面白さに読者を振り向かせようというチャレンジかも知れないと感じました。
     ところどころで驚きに出会う、いい本でした。

    0
    2025年08月13日

    Posted by ブクログ

    天気はあまりにも日常的なものであるが、この本は天気のメカニズムについて興味深いエピソードを教えてくれる。

    地球大気は極めて薄い膜で、そのなかで夥しい数の生命が繁殖し、風が吹き水蒸気が流れ、雲ができ、見上げるほど高い積乱雲が立ち、激しい豪雨が発生する。偏西風が蛇行し、低気圧が雨を降らせ、台風が大嵐を

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    台風、線状降水帯、猛暑など気候も災害として無視できない存在となっている時代で私たちの見上げる空で何が起こっているのか、そのからくりを知りたいと思い購入…というのはここに書くための建前で個人的な理由で購入。笑
    気象に関する知識は高校で言えば地学の分野。大の苦手だったせいで前半の章は割と専門的に(個人的

    0
    2025年09月21日

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