タイカの理性 2

板垣巴留

大好きな父の死体遺棄で共犯関係にある亜緒とタイカ。２人だけの秘密を抱えながら、共に学園生活を送ることに。 警備犬の関綱吉とその飼い主・竜成に早速怪しまれる２人だったが、タイカは犬特有の短期記憶能力の弱さによって記憶が曖昧になっているということが判明。 大好きな飼い犬・タイカの味方をするのは自分だけだと確信した亜緒は、タイカが人間らしい感情を持って理性を保てばお父さんの死の真相に近づけると考え、タイカの理性を育てることを決意するが──。

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 少年マンガ
• 出版社: 秋田書店
• 掲載誌・レーベル: 週刊少年チャンピオン
• ページ数: 196ページ
• 電子版発売日: 2025年08月07日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 147MB

[ブクログ · ★★★★★]

タイカの男子高生っぷりがスゴイ、キラキラして、若すぎて、もはや男子中学生ぐらい輝いている
連載から読んでいるので、読み始めて半年ぐらいになるのですが、動物の顔の識別ができるようになりました
たぶん動物への関心を、このマンガが高めてくれたのだと思います
はじめてアジア系ではない方々を見て、これは、誰が誰かハッキリと分からないと思ったものですが、いつの間にか、特徴を掴めるようになっていました、それと同じ感覚で、街中の生き物の顔が分かる様になりました　頭が良さそうな生き物って人間以外にも、いっぱいいるなぁと思いました
３巻は１０月８日に発売です
少年チャンピオンのコミックスは八日に発売が決まりみたいです

[匿名 · ★★★★☆]

BEASTARSにはいかないけど綱が可愛い。タイカもいいけど綱いいね。やっぱりサンダみたいなサクサク感がある。展開の速さと深みがBEASTARSよりも浅めな感じ。おもしろいけどどうしても自分の中で後一歩面白さを求めてしまう。

[ブクログ · ★★★☆☆]

こういう会話でアンナが好きになるのが
相変わらずぶっ飛んでいるなと思う。

綱吉、びっくりしたけど車を止めただけだったのか。
本当にそんな止め方は怖いからやめて欲しい。
こんなに凄いのに、人間に褒められるのがそんなに嬉しいなんて
なんて犬って健気なんだろう。

この状況で逃げてと言ってくれる洋壱は本当に良い子だし
勝ちに行く、と宣言するタイカも恰好良い。
先ずは洋壱を連れて逃げて欲しいと思うが
続く綱吉の登場の流れがさすが。

普通に見たら助けているとすぐ分かるだろうと思いつつ、
そこから転じて応援が始まる事で
人と暮らす犬の生き様、闘犬についての思いにまで波紋を広げる展開が秀逸。