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幽霊話で江戸庶民をふるえあがらせ、同時に熱狂的にむかえられたのが、四世鶴屋南北の『東海道四谷怪談』であった。悪のヒーロー民谷伊右衛門、お岩の顔の変貌、意表をつくさまざまな趣向など、『四谷怪談』は興味のつきない作品である。まさに怪談話の最高傑作とよぶにふさわしい。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
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Posted by ブクログ
怪談のイメージを超え、時代を超えて通用するエンタメの基礎が詰まった古典作品である。お岩と伊右衛門それぞれの感情の動き、岩の呪いの矛先の変遷(殺人サスペンスの感じもする)、終盤のドラマのような躍動感が際立つ。高橋氏の指摘するように、鶴屋南北は「見せ方」を熟知している。 岩がすぐに伊右衛門を殺さず、...続きを読む関係者を一人ずつ呪い殺していく点には、彼女の怨みの大きさがよく表れている。単に死に至らせること以上に、周囲を巻き込み苦しませること自体が復讐となる。 確かに伊右衛門は悪人ではあるが、一方的に憎くは思えない。まず彼の境遇として、主君が勝手に死に、藩が取り潰され、生活が苦しい。その中で仇討ちを考えないことは不忠と謗られる。さらに妻は病み、子どもは幼いとなれば、苛立ちがやがて憎しみに変わるのも理解できる。私は伊藤家の面々の自分勝手さに対する怒りの方が強かった。伊右衛門は何度も断っていたにもかかわらず唆され、岩の顔を潰したことさえ彼の責任とされてしまう。 もっとも、当時は現代ほど相手への配慮が重視されていなかったのかとも思う。家を守ろうとする伊藤家の行動も、主家の仇討ちを果たそうとする源四郎の行動も、理念の上では正であったのだろう。最後に伊右衛門が安らかに討たれる場面には、読者としてわずかな安堵を覚えた。
鬼のような伊右衛門、伊右衛門を諦められない梅 2人に対する恨みを残し亡くなったお岩。本当に お岩が可哀想です。あまり恨み節は述べたくない ですが、伊右衛門と梅に祟りが起きて酷い目に最 後は呪い殺される事を願ってしまいます。それと ジュニア版ですが小学生が読むには刺激が強すぎ ると思います。
分かりやすく、昔の道具や言葉をページ上部で説明していて、読みながら確認できるのがとても良い。 お岩さんの周りがクズだらけ。
目の上が腫れることをお岩さんみたいという表現は知っていたが、お岩さんの元ネタに触れて驚愕。伊右衛門がクソ野郎すぎるし、お岩さんの祟りが怖すぎる。
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