飛脚は何を運んだのか ――江戸街道輸送網

飛脚は何を運んだのか ――江戸街道輸送網

1,320円 (税込)

6pt

4.0

例えば、ベストセラー作家の曲亭(滝沢)馬琴は、誰と、どんなやり取りをしていたか。手紙だけでない飛脚が運ぶ物産、飛脚問屋の金融的な機能や全国津々浦々の情報流通に果たした役割とは。自然災害や事故、強盗等の被害にどう備えていたか。近代郵便制度の導入以前でも、全国につながる街道、江戸市中に張り巡らされた飛脚ネットワークは相当にすぐれていた。飛脚の成り立ち、制度の変遷、ビジネス化成功の裏話、やり取りされた手紙の内容まで、江戸時代の輸送の全貌を解き明かす。

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飛脚は何を運んだのか ――江戸街道輸送網 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    12章から読めばよかった。ちょっとしんどかった。馬がデフォというのはびっくり。そうか、佐川のトラックのせいだ。3冊の中では、これかな。

    0
    2025年05月08日

    Posted by ブクログ

    或る職業、業界に関する事柄を取上げて時代や社会を観ようというような事柄は面白いと思う。本作もそうした取組に相当すると思う。「飛脚」という仕事、またはそういう事業、事業を展開しようとした人達、その様子の広い範囲の事柄が本書では取り上げられている。少しボリュームが在る新書のような感じだが、全く飽きない。

    0
    2025年03月10日

    Posted by ブクログ

    古今東西、国あるところに通信制度有り。
    日本にも古代からあったが、特に江戸時代には民間の飛脚問屋が
    輸送ネットワークを張り巡らし、多くの需要を担っていた。
    その「飛脚ビジネス」について「馬琴日記」や多くの史料から
    読み解き、詳細に解説する。
    ・はじめに 死語にならない「飛脚」
    第1章 馬琴の通信世界

    0
    2025年03月07日

    Posted by ブクログ

    ●飛脚の実際を余すことなく解説した本。飛脚の成り立ちやどのように荷物を届けたのか、様々な文献を紐解きつぶさにまとめている。

    0
    2025年07月31日

    Posted by ブクログ


    分厚さに驚く。400ページ。ふつうの新書2冊分。
    参考文献と巻末資料で50ページ。
    著者の力の入れようがわかる。

    しかし、、読むほうとしては、そこまでのめりこめない。
    蔦重の時代の滝沢馬琴がまめに原稿を運ぶ飛脚のことを書いていたから、
    当時の飛脚の実態がわかった、、なんてくだりに感心したり。

    0
    2025年07月02日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    はじめに  死語にならない「飛脚」
    第1章   馬琴の通信世界
    第2章   「飛脚」の誕生
    第3章   三都の飛脚問屋の誕生と発展~ビジネス化した飛脚業
    第4章   飛脚問屋の出店、取次所
    第5章   飛脚輸送と飛脚賃
    第6章   奉公人、宰領飛脚、走り飛脚
    第7章   金融と金飛脚
    第8

    0
    2025年03月23日

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