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オスとメスとでこんなに違う「セックス」の意味! 愛し合って子を育てるなんて建前もなんのその、安いコストで作った精子を撒きたいオスと、限られた卵子になるべく優秀な精子をつなげたいメスのあいだで巻き起こる「性的対立」の悲喜劇。なぜセックスに振り回されるのは男なのか、「女は敵」と思うのか、進化論で納得できる一冊。
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Posted by ブクログ
本屋で見かけて軽いタイトルに「ふーん」と思っていたのだけど(お気軽進化本って、あるっちゃあるんで)、あにはからんやshorebirdさんの評価が高かったので「ふーん?」と思って読んでみたら面白かった!たくさんの動物行動研究例が出てきてMRK先生の著作を彷彿とさせるが、MRK先生がどちらかというと鳥類...続きを読むとか哺乳類とかの話が多いところ、この著者はガチな虫屋さんで、脊椎動物も出てこないわけじゃないけど、一番力が入っているのは虫!それが、カブトムシとかチョウチョとか分かりやすい虫じゃなくて、じみーな虫。でも行動をつぶさに見ていくと面白い!研究が楽しくて仕方がないって空気が伝わってきて、読んでいて楽しくなってきます。オススメ。虫が好きじゃなくてもオススメ。虫が好きならなおオススメ。
昆虫や鳥の性差が、どのようにして生まれたのか。オスが派手な鳥、メスに比べて極端に小さいオス。この手の研究は、ここ10年で目覚ましい発達をしているのか、最新の話題が読め、おもしろい。「交尾」を「セックス」としてとらえ、擬人化することにより、わかりやすくなっているが、これが、人間だったら、男が貢がされた...続きを読むりするのはもちろん、食べられたり、ひきずりまわされたり、子育てをさせられたり、といろいろ考えさせられる。
何故生物が進化するか、は分かるようで分かっていない。ここに来て有力になりつつあるのが、「性行動がバネになって進化するのでは」という説だそうです。主に昆虫の繁殖が紹介されますが、受精の際、メスの寿命を縮める目的で毒素も同時に体内に送り込むもの、などここ10年ほどで常識を覆す発見が相次いでいるそう。
虫の世界を中心にオスとメスがどう進化してきたのか。 その関係の同性間の争いや異性との争いなどを通して進化の傾向などをみていく。 誰とどう争うかで進化の方向性も変わる。 どのような進化をすべきか、進化をしすぎるとバランスが悪くもなる。 虫の世界の面白い雑学のはずが、企業にも当てはまる気がしている。...続きを読む たかが雑学と侮らず、企業をどうするか考える材料になる一冊。
動物行動学者が自らの実験や各種論文を元にして、オスとメスの生殖行為の秘密に迫る。 と書くと、なんだか小難しい内容に聞こえるかも知れませんが、全然そんなことないんです。 ・鋭いトゲがたくさん生えたペニスで、大事なメスの生殖器を傷つけてしまうヨツモンマメゾウリムシのオス ・生涯たった一度の交尾の後、...続きを読む空中で爆死してしまうミツバチのオス ・交尾の後、メスへのプレゼント(エサ)を取り上げて次のメスのために使い回してしまうガガンボモドキのオス 『なんでそうなことしちゃうの〜?』っていう行動が次々と紹介されていきます。 でも、これらの生物には感情ってものがありませんので、やはりそこには本能がそうさせる理由があるんですね。 それがまた興味深いというか、「男」の悲哀みたいなものにやけに共感してしまったり(笑)、生き残って子孫を残すための知恵ってすごいなぁと妙に感心してしまうわけです。 人間として生きてくのも、まあそれなりに大変ですけどね。 でも、昆虫にとっては生き残って子孫を残すことが人生(虫生?)の全てだとすると、生殖行為にかける熱き想いみたいなものが、我々とはもう全然違うわけです。 虫たちの生き様を知って励まされる、ってのも何か変な話ですが、読んでいてふっと肩の力が抜ける、そんな癒し系の作品でした。
雌と交尾すること、交尾した後の精子間の競争、この2つ競争は、そのそれぞれに有利になることは出来ないことが多い。この2つ競争それぞれに対して、個別に発達させること。これが多く起こっている。
セックスに纏わる話が中心。でも、ほとんどは昆虫の話。 不思議なセックスの話。我々が当たり前だと思っていたことが実は当たり前でなかったりする。性転換は昆虫の世界では当たり前の話なのだ。
単純にタイトルが面白そうだったので読んでみました。 内容もすごく面白かったです。 (気付けばひたすら虫の話でしたが…) 男の子って大変だ… 男の子は口説く動物、女の子は拒む動物! というのはどの種族も同じなのですね。 拒むくらい口説かれてみたいもんです。
内容情報 [日販MARCより] 生物のオスとメスは、繁殖をめぐって激しく闘争している。21世紀の生物学界を沸かせ続ける「性的対立」について、その驚きに満ちた事例を次々に紹介する、迫真の最新レポート。 [BOOKデータベースより] 動物のオスとメスが出会い、愛し合って子どもを作る―。あなたがそう思...続きを読むっていたら、本書に衝撃を受けるだろう。トゲの生えたペニスで、メスの体を傷つけるマメゾウムシのオス、贈り物の大きさに応じて、交尾の時間を変えるガガンボモドキのメス。生物のオスとメスは、繁殖をめぐって激しく闘争していたのだ!21世紀の生物学界を沸かせ続ける「性的対立」について、その驚きに満ちた事例を次々に紹介する、迫真の最新レポート。 序章 愛は戦いである 第1章 性分化―オスは寄生者として生まれた 第2章 異性間選択―選ぶのはメス、泣くのはオス 第3章 同性内選択―戦うオス、企むオス 第4章 精子競争―子宮の中の競争 第5章 性的対立―モテないオスの大暴走 第6章 繁殖コスト―浮気を巡る冒険 第7章 性転換―セックスはそもそもあやふやである 終章 進化が「いいこと」なんて誰が言った?
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宮竹貴久
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