きまぐれ歴史散歩

きまぐれ歴史散歩

990円 (税込)

4pt

3.7

歴史の「洗礼」を受けた土地には、不思議なオーラがある。
たたずまいが微妙にちがうのだ。

考古学の常識をくつがえした岩宿遺跡、平家一門が波間に消えた壇ノ浦、徳川の天下を決した関ヶ原、忠臣蔵の四十七士の故里・赤穂、そして特攻隊が出撃した九州南端の知覧基地――。
好奇心のおもむくまま、由緒ある町を訪ね、古代から近現代まで、自由に時間を旅する。
歴史の魅力を堪能し、思索をめぐらした紀行エッセイ。

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きまぐれ歴史散歩 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    先日先日亡くなったドイツ文学者池内紀氏の肩の力を抜いた紀行文。古今東西の教養を持った方の視点はやはり素晴らしい。

    のんびりと楽しめる紀行文。ドイツ文学者の日本の紀行。良くある欧米崇拝もなく、自然体で描かれる紀行が実に心地よい。第一次世界大戦のドイツ人捕虜を収容した徳島県の「板東俘虜収容所」などこの

    0
    2020年06月21日

    Posted by ブクログ

    通勤電車のお供には最高。少し視点が変わったプチ紀行が味わえる。

    ただ、新書という入れ物に馴染むのかな?一話一話をもう少し堪能したかった。新書にするなら、一話を充実させて、全3巻くらいにしても良かったと思う。

    0
    2023年12月18日

    Posted by ブクログ

    本人が旅行に行ったノートと現地で購入した本をまとめたものである。この手の本があとどのくらい残るであろうか。本よりも動画やfacebookの方が多い。

    0
    2013年10月28日

    Posted by ブクログ

    アットランダムに歴史も織り交ぜながらの日本各地の旅行記。
    司馬遼太郎の「街道をゆく」をlightにしたような感じ。
    文章的には読み易く、参考になる情報もある。

    0
    2025年06月14日

    Posted by ブクログ

    歴史小ネタは興味深いんだけど、ときどきエロおやじ視点が出てきて、ちょっと読むのがつらいときも、、
    恥ずかしながら、足尾の山が今も禿山というのは知らなかった。失った自然環境を取り戻すのは難しいんだな。

    0
    2021年08月10日

    Posted by ブクログ

    ≪目次≫
    まえがき
    Ⅰ(古代)
    Ⅱ(近世)
    Ⅲ(近代)
    Ⅳ(現代)

    ≪内容≫
    目次の()内は私が付けました。こういった分類でまとめられています。旅というよりもその地域の歴史をきちんとひも解いたというところでしょうか?

    0
    2013年10月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    歴史の洗礼を受けた場所は、不思議なオーラがあるという。
    歴史散歩の仕方にはどうも2種類あるようだ。
    著者は事前の下調べもなく、フラッと行くタイプで、変な先入観を持たない方が新しい発見があって面白いという。
    この真逆が司馬遼太郎のようだ。司馬は事前に徹底的に調べ上げて、現地ではそこの空気を感じるのみ。

    0
    2019年10月02日

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