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Posted by ブクログ
『マネジメント』で知られるピーター・ドラッカーの生涯をコンパクトにまとめたもの。
ドラッカーはウィーン出身であったが、ナチスの台頭に危機感を覚えてイギリスに逃れ、さらには米国に渡った。実際、ドラッカーの最初の著作は、全体主義を批判的に論じた『『経済人』の終わり』である。ドラッカーがさらにマネジメントに注目するようになったのは、全体主義を防ぐには企業が活力を持ち、社会的責任も果たすことが必要との考えのためであった。晩年は、非営利組織のマネジメントにも関心を広げる。
ドラッカーの関心や業績が全体主義の防止という観点で貫かれていることがよくわかった。世界情勢が不安定な今だからこそ、ドラッカーは読み返される価値があるのかもしれない。
Posted by ブクログ
2024年12月20日 第1刷発行。岩波新書。
自称“ドラッカー信者”としては読まざるを得ない。内容は95年(1909‐2005)のドラッカーの生涯の振り返り。オーストリア・ドイツ時代の若かりしドラッカーを知ることができたのは良かったが、やはり、“書く人ドラッカー”の言葉以上の感動はない。
有名な「何によって憶えられたいか?」の問いについて、晩年のドラッカーが「人にとって意味あることを教えた人間として憶えられたかった(p212)」と答えていたことは知らなかった。意味あることを教えられ、日々の行動に落とし込もうとしている人間がここにも居る。あらためて感謝。
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