信頼と不信の哲学入門

信頼と不信の哲学入門

会ったこともない人によって書かれたこと,作られたものであるのに,私たちは,古典の一冊やネットで話題のお取り寄せ食品を信じて暮らしている.たしかに信頼がなければ生きていけないが,しかし健全な不信がなければ,よりよく生きることができない.コミットメントという視点から,信頼と不信のメカニズムに鋭く迫る知的冒険の書.

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信頼と不信の哲学入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    コミットメントを軸に信頼または不信を分析することにより、多面的でグラデーションを持つものであることがわかると同時に、自らが何を重視しているかという価値観を見つめることとなる。

    0
    2025年02月12日

    Posted by ブクログ

    信頼と不信についてのコミットメント説で、途中、議論についていけない部分もあるが全体として勉強になる。巻末の解説も参考になる。残念なことに著者のホーリーさんはすでに故人です。

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    おもしろかったし、普段当たり前に扱っている「信頼」について考え直すいい機会になった。巻末に読書案内があったのでそこから次の本を読みたい。

    0
    2025年07月11日

    Posted by ブクログ



    「信頼」とは何か? どうすれば信頼される人になれるのか? そんな問いに対する答えを、本書『信頼と不信の哲学入門』は深く掘り下げている。ただ「誠実でいればいい」という単純な話ではなく、「信頼を得るには、慎重に約束をすることが重要」 という視点が提示されている。

    信頼されるためには、「できない約束

    0
    2025年02月23日

    Posted by ブクログ

    各章の内容が独立していて、信頼と不信とに関する話題が豊富であるとも言えるが、非常に散漫である。体系的な理論が組み立てられていくよりも、いろんな題材ごとに信頼と不信とについて著者が語っていく。「入門」というより「エッセイ」。そのなかでもキーワードは「コミットメント」。「コミットメント」はもはや日本語で

    0
    2025年01月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    様々な視点から「信頼」について論考されている。信頼と不信は、必ずしも対立して決まるものではない。そのあいだに揺らぎがある。

    0
    2025年10月23日

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