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Posted by ブクログ
普段から使っているポイントがどのように広がっていったのかをかかわった人々の実名を出しながら書かれたノンフィクションルポ。
とても熱い物語でした。
誰もが知っているポイントが多くの店舗やサービスで使えたり、逆にこの店ではなぜか使えなかったりと、その疑問が一気に解消されました。裏切ったり、裏切られたりと小説では読めないビジネスの駆け引きが描かれていてとても面白かったです。ポイントがどこに属しているのかやどんなつながりがあるかなど複雑な企業の関係性がわかり勉強にもなりました。
また何十年後かにどんな勢力図が出来上がっているのか。この本の続きを読んでみたいと思いました。
Posted by ブクログ
ただの経済ルポではなく、楽天ポイントを成功させた笠原氏の孤軍奮闘、サクセスストーリー仕立てに作られているので半沢直樹のようなスカッと感が味わえる非常に面白い一冊でした。
現在のポイント経済圏で覇権を握る楽天が軸になっているので、どうしても楽天=正義、Tポイント=悪と感じてしまう読者がほとんどだと思いますが、作者がそこまで贔屓目に書いているとは思えず、やはり成功する人、成功する組織はそれなりに理由があり、同じく凋落する側にも同じくそうなるだけの理由が存在してるのだと読み取れます。
Tポイント陣営の増田宗昭氏が無能の極みのように読めましたが、実際はどうなのか?さらなる興味が湧いてきます。
あとがきにもあるとおり、ポイント陣営を描いたようで、実はそれを動かす人の話がとても魅力的で、嫌味なくサクッと読めました。
個人的には楽天ではないポイント経済圏にどっぷり浸かっている人間なので、楽天の成長曲線を苦々しく思う部分もありつつ、でもやはり有能な人間の行動には敬意を評さざるをえませんね。
Posted by ブクログ
近年は、ポイントを中心とした経済圏が取り巻く中で、Tポイントの一強時代から楽天dポイントの新規台頭の現在までの動向を知ることができ面白かった。
ポイントは新規利用を増やすのみならず、顧客データを提供できるという強みがあることを改めて知った。
また、当初は同業種で1ポイントというポイントの優位性を狙ったtポイントの戦略が評価されていたが、現在ではサービスが多様化する中で、自社ポイント含むマルチ化のニーズが高まり、発行ポイント量が重視される風潮になったのだと感じた。
楽天が伸びたのは、通常の店舗では獲得できないEC市場も参入しているという点で、現代のニーズをいち早くキャッチした結果だと思う。
TポイントはSMBCグループと統合して経済圏の会員数を増やしたが、楽天やdポイントのようなマルチ展開を望めない点で、今後の展望も暗いのではないかという懸念はある。
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