新版 蔦屋重三郎 江戸芸術の演出者
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新版 蔦屋重三郎 江戸芸術の演出者

1,155円 (税込)
808円 (税込) 12月18日まで

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4.3

2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう――蔦重栄華乃夢噺噺」の主人公、蔦屋重三郎とは何者か。日本美術史と出版文化の研究者による決定版解説書。サントリー学芸賞受賞作。
江戸中期の出版界に彗星のごとく登場し、瞬く間に頂点にまで上り詰めた版元・蔦屋重三郎、通称「蔦重」は、作家や絵師の才能を見抜く眼力と、独創的企画力を併せ持ち、山東京伝、滝沢馬琴、喜多川歌麿、東洲斎写楽らを育て、黄表紙、狂歌絵本、浮世絵等に人気作を連発、時代の寵児となった。浅間山の噴火と大飢饉、田沼意次と松平定信の抗争などを社会背景に、天明・寛政期に戯作文芸や浮世絵の黄金期を創出した奇才の波瀾の生涯を追う。
作家、画家、版元仲間などのさまざまの人間模様を描き出し、この時期の文芸の展開を社会史的に捉えた意欲作にして、必読の定番書。「単なる出版「業者」ではない「江戸芸術の演出者」としての蔦重の歴史的役割を明らかにしてみせた。」(高階秀爾氏、サントリー学芸賞選評)。図版も多数掲載。新版刊行にあたり、あらたに池田芙美氏(サントリー美術館学芸員)が巻末に解説を執筆。
〔原本は日本経済新聞社、1988年刊。2002年に刊行された講談社学術文庫版の新版〕

目次
プロローグ
一 吉原時代――創業
二 通油町進出
三 黄表紙出版と筆禍事件
四 美人画の制覇――喜多川歌麿
五 役者絵への野望――東洲斎写楽
六 次代を透視して――死
学術文庫版あとがき
解説(池田芙美)

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新版 蔦屋重三郎 江戸芸術の演出者 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    美術史家の視点からの蔦屋重三郎。大河ドラマ「べらぼう」は現時点まだ黄表紙出版できるかどうか、という状況ですが、これからの文化人と蔦屋重三郎との関わりがより楽しみになりました。

    0
    2025年04月04日

    Posted by ブクログ

    蔦屋重三郎についてかなり詳しく解説した伝記です。彼に関することだけでなく、彼に関連する江戸後期の出版史上の出来事についても詳細に解説をしています。特に、蔦屋に見出された喜多川歌麿と東洲斎写楽については、各一章を使って詳細に解説、考察を行っています

    0
    2025年02月20日

    匿名

    購入済み

    大河ドラマと歌舞伎公演の予習のために買いました。
    割と文字がびっしりでとっつきにくいですが、
    細かく書かれているので、何度も読み返して頭に入れていこうかと思います。

    #タメになる

    0
    2025年02月18日

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