山狩

山狩

990円 (税込)

4pt

3.3

千葉の山中で発見された女性の死体。事故死か自殺と思われたが、彼女が直前までストーカー被害に遭っていたことがわかる。地元の名家の御曹司であるその加害者は、父親の権力を使って県警の上層部に圧力をかけ、取り調べも拒否し行方をくらませる。脅しに屈しない県警の一部と女性の遺族が立ち上がるが、銃撃事件も発生して事態は混迷するばかり。そして舞台は女性が死んだ山へと……。山岳×警察小説の傑作!

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山狩 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    同じ千葉県人ながら著者のことは亡くなられるまで存じ上げませんでした。
    新聞に遺作として本書が紹介されており、千葉県の山の中で私が一番好きな伊予ヶ岳が舞台の山岳&警察小説と知って興味が湧き、積読リストに入れていました。

    中盤までは警察組織の腐敗が酷く、犯人の確証はあるのに手も足も出ない感じに

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    山狩という題名から、山を舞台に犯人を追い詰めることがメインの小説かと思って読み始めたけれど、実際に描きたかったのは警察内部のごたごたや裏社会とのつながりだったように感じた。実際小説の3/4くらいはそのあたりを丁寧に描いていて、犯人も分かっているのになかなか捜査が進まない。最後1/4くらいで山を舞台に

    0
    2025年08月29日

    Posted by ブクログ

    千葉県の伊予ヶ岳の山頂で発見された女性の遺体。ストーカー被害を訴えた女性のものだった。事件を解明しようとする山下や小塚たちは、警察内部や外部の暴力団、地元の警察や暴力団と、癒着する企業に、捜査を阻まれるという四面楚歌の状態になる。

    500メートル以上の山がない千葉県が舞台で、山岳小説という特異な一

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    笹本稜平『山狩』光文社文庫。

    2021年に逝去した笹本稜平の最後の小説ということで大いに期待したのだが、残念ながら並みの出来であった。

    地方の権利者による警察への圧力が正義を歪め、再び警察の正義を取り戻すために高い志を持つ警察官たちが立ち上がるという在りがちなストーリー。タイトルの『山狩』が少し

    0
    2024年10月25日

山狩 の詳細情報

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