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結婚と離婚 傲慢と不遜 家族って… そして人生の最終章へ。 『疼くひと』「最後のひと」(中央公論新社刊)のベストセラー作家が描く90歳と77歳の新婚記。 偽りでも、我慢でも、諦めでもない、人生の最終章にみつけた真実の夫婦愛。 第一章 人生の最晩年に 第二章 家族というこの不可思議なもの 第三章 支えあう日々
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Posted by ブクログ
『疼くひと』『最後のひと』で高齢男女の恋愛を描いた松井久子さんの自伝的エッセイ。 義娘の後押しもあって入籍を果たした89歳と76歳の二人。 堂々と手を繋いで歩く二人の様子は微笑ましい。 だがそれも束の間、一気に不穏な空気が立ち込める。 再婚を応援していた義娘との不仲。 4階建ての二世帯住宅で共に...続きを読む暮らしていた義娘夫婦はこの家を後にする。 義娘さんがXで暴露している内容を読む限り穏やかな生活だったとは思えない。 真相は定かではないが、結婚生活や円満な家族を維持する事の大変さを思う。 真実の愛を貫くのも一筋縄ではいかない様だ。
『疼くひと』『最後のひと』を読んできたので松井久子さんの最終章を見届けねば!と読みました。 30代で離婚して恋はしてきたけど、再婚までは考えずに来たのに、76歳になり89歳の男性と入籍したのは驚きでした。高齢者同士の入籍は財産分与の事もあって、子供たちに反対される事が多いのに、入籍を勧めたのは男性...続きを読むの娘さん夫婦だという。そして4階建ての広いお家で娘さん夫婦と同居しながら新婚生活をスタートさせたのですが、突然の家族崩壊。老夫婦2人だけが残った豪邸は広すぎますね。 小説の中では夫と二人最後までつがいでいきることに迷いはないようでしたが、本当の所はどうなんでしょう?何があったかは娘さんご夫婦サイドの話も聞いてみないと真相はわからないですね。 でもとても可愛がっていた孫娘さんの結婚をFacebookを通して初めて知った旦那様の事を思うととても切ない気持ちになりました。家族こそこじれてしまうと元に戻すのが難しい。
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