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ろうの両親の元に生まれた「ぼく」。小さな港町で家族に愛され健やかに育つが、やがて自分が世間からは「障害者の子」と見られていることに気づく。聴こえる世界と聴こえない世界。どちらからも離れて、誰も知らない場所でふつうに生きたい。逃げるように向かった東京で「ぼく」が知った、本当の幸せと は。親子の愛と葛藤を描いた感動の実話。
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Posted by ブクログ
福祉人材バンクの本棚から手にとって読んだ1冊。 コーダ。なんのなく聞いたことあったけど、 どんな実話なんだろうと気になって手にとった1冊。 両親が耳が聞こえない。 この2人から生まれて子ども。この子どもの気持ちの変化が丁寧に描かれている。 知らず知らずに涙が出てきた。幸せってなんだろう。とも改めて...続きを読む考えることができた。 コーダを理解する意味でも、世の中の多くの人に読んでほしい1冊。 映画もみてみたい。
「コーダ」と言う言葉と、その意味は知っていたが、家族の内面まで深く切り込んだ本は初めてだった。 ろう者同士が結ばれ、子をもうけるには大きな覚悟が要る。しかし授かった子がろう者だろうと聴者だろうと、その家族なりに幸せであるに違いない。第三者は、その家族をそっと見守るべきだ。 皆に読んで欲しい本。
同名映画の原作エッセイ 昨年観た呉美保監督の映画が本当に良かったため手に取りました 映画のエピソードと同じ所・違う所・描かれなかった所をそれぞれ楽しみながら、 五十嵐さん本人の言葉で丁寧に綴られた当時の気持ちを読むことができ、 これを踏まえて改めて映画版も見返したくなりました 普段見えてい...続きを読むないが身近にあるかもしれない世界に触れる事ができる、 また、それを知る事の価値について知る事ができる良いエッセイでした
Netflixで観た映画の原作だったので気になって読んでみた。俺の興味領域にあるコーダの話だったので、当事者の言葉を読んでみたかった。ものすごく胸を打たれる母子のシーンが二箇所あって、泣かされた。 五十嵐氏の体験はコーダ当事者からしか語ることのできない非常に貴重なもので、そこに普通の親子関係にもあ...続きを読むる親への複雑な愛憎が混ざっていて、これを開示するには相当な勇気が必要だっただろうと評価する。 ただ、俺の興味の中心はどちらかというと手話と音声言語の言語としての違いにあるので、その点については物足りなさを感じた。聾者の友人を助けるつもりで振る舞ったことが、逆に彼らから「できること」を奪ってしまっていたと気づく場面は、読んでいて強く印象に残った。 全体として五十嵐氏の語りは個人的体験に強く依拠していて、筆力という意味では特に際立つものは感じなかった。けれど、個人的体験を超えた先に何を書いていくのか、そこには期待したい。
昨年映画を観て、今回本屋さんで見かけたので 手に取りました。 コーダは、揺れるもの。 聴こえる世界と、聴こえない世界を行き来して。 どっちも「日常」なのに、ろう者の家族を手伝えば「えらいね」と言われたり、「あそこは障がい者のいる家だから」と揶揄されたり。 そんな日常を行き来していた、五十嵐さんの物...続きを読む語。 決して綺麗事ではない。日常を称賛されたい訳ではなくって。 なんて言うんだろう、うまく言葉には出来ないんだけど、世界を少しだけ広げて欲しかった、そんな願いがあったのかな。 コーダにも支援が必要、そんな言葉にハッとした。 ぎゅーって、なりながらも、知りたかった世界。 読めてよかったな、と思いました。
母の愛。 上京した日を覚えているよ。 ワクワク感が強かった。 今は送る側の、気持ちだよ。 子どもには逞しく羽ばたいてほしい。
旧題、ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと。 こちらの本を元に製作された映画がとても素晴らしく、原作があると知り、手に取った。 CODA:Children of Deff Adluts…「聴こえない親の元で育った、聴こえる子どもたち」。 映画やドラマ...続きを読むで、昨年くらいからよく目にするようになった言葉だ。 主人公-CODAである筆者・五十嵐大さんの苦悩と葛藤は、件の映画でも十分に伝わってくるけれど、こちらではより詳細に背景や感情が綴られている。 もっと深いコミュニケーションが出来るよう、小学校で手話クラブを作ったこと。 進路相談や高校受験の孤独な闘い。母が補聴器を買った時の会話… 親と共通言語で会話が出来ないことが、子供にどんな影響を与えるのか。 聴覚障害を持つ友人からの「私たちから出来ることを奪わないで」。 筆者同様、頭をがつんとやられたような気がした。 自分が相手を守ろう、助けようと思うが故に、障害を持つ一個人の自由を奪ってはいないか。 そして、「世間からかわいそうな子と同情される苦しみ」。 人は境遇の辛苦よりも、他人からの不躾な視線に最も傷つけられるということが、 この本を読んでいるとよく分かる。 五十嵐さんはあとがきで、 「マイノリティとマジョリティの分断は『知らないこと』によって生まれる」 と言及されている。だからこそ、知ってほしいと。 正にこの本で、CODAの五十嵐さんの人生を垣間見ることで、考えるきっかけをいただいたと思う。大人だけでなく、子供たちにも読んでもらいたい本だ。
良い本を読んだな。 読みやすいし、コーダの苦悩がとても感じられる。 私は聴者なので、その苦悩や気持ちの揺れなど理解は出来ないが想像するだけで胸が締め付けられる気がする。 大好きな母親なのに、一方で恥と感じたりしてしまうのは当たり前のことだよなと。 そしてお母さん素敵な方だな
コーダ、について知ることが出来た一冊。また障害のある親を持つ子どもの、本当の気持ち、を素直に正直に、まっすぐと書かれていて心を打たれた。
何度も泣いた。 20代の時、手話教室に一時通っていた時があってその時の先生が聾唖の方で奥様も。 一人娘さんがいてまだ小学生だったかな、その子は聴者で。 まさにコーダの世界を生きていたんだね。 著者がおかあさんのことが大好きだからこそ、世間から傷つけられたくないと、パートに出ようとした母親を無理に決ま...続きを読むってると反対してやめさせたこと、すごくわかる。 でもそのことがずっと心にひっかかってて大人になってちゃんと謝れたこと、そしてこのおかあさんが素晴らしい人格者で、このおかあさん無償の愛に心を打たれっぱなしだったよ。 コーダとして生まれたことを嘆いた時もあったけど、今はほとんどのコーダはその両親から生れたことを誇りに思ってるって、そこでまた安堵の涙が…。 この作品が映画化されたらしいけど(著者が吉沢亮、男前すぎない?)俄然、観たくなったよ。
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