ぼくが生きてる、ふたつの世界

ぼくが生きてる、ふたつの世界

658円 (税込)

3pt

ろうの両親の元に生まれた「ぼく」。小さな港町で家族に愛され健やかに育つが、やがて自分が世間からは「障害者の子」と見られていることに気づく。聴こえる世界と聴こえない世界。どちらからも離れて、誰も知らない場所でふつうに生きたい。逃げるように向かった東京で「ぼく」が知った、本当の幸せと
は。親子の愛と葛藤を描いた感動の実話。

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ぼくが生きてる、ふたつの世界 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    福祉人材バンクの本棚から手にとって読んだ1冊。

    コーダ。なんのなく聞いたことあったけど、
    どんな実話なんだろうと気になって手にとった1冊。
    両親が耳が聞こえない。
    この2人から生まれて子ども。この子どもの気持ちの変化が丁寧に描かれている。
    知らず知らずに涙が出てきた。幸せってなんだろう。とも改めて

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    「コーダ」と言う言葉と、その意味は知っていたが、家族の内面まで深く切り込んだ本は初めてだった。
    ろう者同士が結ばれ、子をもうけるには大きな覚悟が要る。しかし授かった子がろう者だろうと聴者だろうと、その家族なりに幸せであるに違いない。第三者は、その家族をそっと見守るべきだ。
    皆に読んで欲しい本。

    0
    2025年08月05日

    Posted by ブクログ

    同名映画の原作エッセイ
    昨年観た呉美保監督の映画が本当に良かったため手に取りました
    映画のエピソードと同じ所・違う所・描かれなかった所をそれぞれ楽しみながら、
    五十嵐さん本人の言葉で丁寧に綴られた当時の気持ちを読むことができ、
    これを踏まえて改めて映画版も見返したくなりました
    普段見えてい

    0
    2025年01月29日

    Posted by ブクログ

    Netflixで観た映画の原作だったので気になって読んでみた。俺の興味領域にあるコーダの話だったので、当事者の言葉を読んでみたかった。ものすごく胸を打たれる母子のシーンが二箇所あって、泣かされた。

    五十嵐氏の体験はコーダ当事者からしか語ることのできない非常に貴重なもので、そこに普通の親子関係にもあ

    0
    2025年09月01日

    Posted by ブクログ

    昨年映画を観て、今回本屋さんで見かけたので
    手に取りました。

    コーダは、揺れるもの。
    聴こえる世界と、聴こえない世界を行き来して。
    どっちも「日常」なのに、ろう者の家族を手伝えば「えらいね」と言われたり、「あそこは障がい者のいる家だから」と揶揄されたり。
    そんな日常を行き来していた、五十嵐さんの物

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    母の愛。

    上京した日を覚えているよ。
    ワクワク感が強かった。

    今は送る側の、気持ちだよ。

    子どもには逞しく羽ばたいてほしい。

    0
    2025年05月31日

    Posted by ブクログ

    旧題、ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと。
    こちらの本を元に製作された映画がとても素晴らしく、原作があると知り、手に取った。

    CODA:Children of Deff Adluts…「聴こえない親の元で育った、聴こえる子どもたち」。
    映画やドラマ

    0
    2025年04月14日

    Posted by ブクログ

    良い本を読んだな。
    読みやすいし、コーダの苦悩がとても感じられる。
    私は聴者なので、その苦悩や気持ちの揺れなど理解は出来ないが想像するだけで胸が締め付けられる気がする。
    大好きな母親なのに、一方で恥と感じたりしてしまうのは当たり前のことだよなと。
    そしてお母さん素敵な方だな

    0
    2025年03月26日

    Posted by ブクログ

    コーダ、について知ることが出来た一冊。また障害のある親を持つ子どもの、本当の気持ち、を素直に正直に、まっすぐと書かれていて心を打たれた。

    0
    2025年01月12日

    Posted by ブクログ

    何度も泣いた。
    20代の時、手話教室に一時通っていた時があってその時の先生が聾唖の方で奥様も。
    一人娘さんがいてまだ小学生だったかな、その子は聴者で。
    まさにコーダの世界を生きていたんだね。
    著者がおかあさんのことが大好きだからこそ、世間から傷つけられたくないと、パートに出ようとした母親を無理に決ま

    0
    2024年11月17日

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