インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。

インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。

1,584円 (税込)

7pt

クリエイティブな「表現」、独創的な「アイデア」、誰も見たことのない「企画」に、人びとを魅了する「作品」──そんな優れたアウトプットを生み出し続けたければ、やるべきことはただ1つ。「インプット」の方法を変えよ。
若きクリエイターたちのための、知的インプットの技法!

***

世には「どうアウトプットするか?」の本ばかりが溢れている。しかし、実際に一番重要なのは「どうインプットするか?」のみ。
30年間にわたり、坂本龍一、篠山紀信から、デザイナーのカール・ラガーフェルド、画家のエリザベス・ペイトンなど数々の内外トップクリエイターたちと仕事をし、さらに美大生やクリエイティブ職に就く社会人に教育活動を行ってきたなかで著者が気づいた「真実」がある。
それは、「第一線に居続けるトップクリエイターほど、自分のひらめきや才能というものを全く過信していない。そうではなく、彼らはアイデアやひらめきが生まれる"仕組み"をもっている」ということ。
その仕組みとは一言でいえば「大量のインプット習慣」である。

・アウトプットの質と量は、インプットの質と量で決まる。
・クリエイティブなアイデアとは、インプットした要素の掛け合わせに過ぎない。
・大事なのは、質が高く負荷のかかる知的インプットを大量に行うこと、それに尽きる。

すごいクリエイターほど、そういった独自の「インプット・ルーティン」を何十年も淡々と続けている。同時代のすごいものと過去のすごいものを大量に観て/聴いて/味わって/体験し、インプットしたものの本質について誰よりも考え、自分の血肉にしている。そしてそれらを組み合わせ、新しいクリエィティブを大量に生み出し続けているのである。
若い人や中途半端なプロほど、センスやひらめきに頼りがちで、アウトプットばかりに気を取られ、インプットの量も質も圧倒的に足りていない。それでは一発屋にはなれても、真のプロとして生き残り続けることはできないだろう。
生成AIが台頭するなか、クリエィティブ業界に限らずあらゆる業界においてこれまで以上にクリエイティビティ/創造性の重要度が増している。けれど、その獲得を教える本はアウトプットのテクニックを説いたり、ハックやレバレッジ的なショートカットを目指すものばかり。
そうしたトレンドに抗い「クリエイティブに一番重要なのは1にも2にもインプットである」というスパルタ的主張を展開し、何を、どう、インプットすればいいかを具体的に説くのが本書である。

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インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    優れたアイデアを生み出せるクリエイティブな人は、一体何をしているのか。

    人間の身体を作っているのは、毎日口にする食事。それと同じように、僕らのアウトプットを作っているのは、日々のインプットです。

    僕らはとにかく時間がない。日々色んなことに追われ、「時間がない!」とあたふたしてる。

    それでもクリ

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    最近、ミニマリストなんて言葉が流行って我が家でも意見の合わない夫は本さえもデジタル化して書籍は処分しよう、絵本も読まないものは処分しようと言われてなんだかモヤモヤしていたが、ニューヨーク在住のアートディレクター、ファビロン・バロン氏なんて30万冊もの本を所有しているとの話などを読み、改めて私は本が好

    0
    2025年05月24日

    Posted by ブクログ

    桁外れのクリエイター達は桁外れの読書家である。
    第一土曜日は美術館めぐりの習慣にする。
    山下達郎はspotifyのグローバルチャート50をいつも聞いている。
    坂本龍一は死が迫りつつある病床でも、猛烈なインプット生活を送っていた。

    0
    2025年05月08日

    Posted by ブクログ

    恩師の一人である菅付さんの著書。歯に衣着せぬ物言いは、スパルタ編集塾でお世話になった時のまま。菅付さんの声で再生されて、思わず笑ってしまう。整然とした章立てに魅力的な言葉、ゆえにスラスラと読めるのは言わずもがな。

    クリエイティブを追求し続けた著者ならではの映画、本、アートのおすすめもズラリ。名作揃

    0
    2025年01月10日

    Posted by ブクログ

    芸術畑特有な「厄介そうな」雰囲気があってこの著者が好きになった。甘いことは一切書いてない。ただ突き放したようなことも書いてなくて真摯にクリエイトに向き合っていて好きだ。素養として見るべき100本の映画、本、音楽が並べられていてどれも最高のチョイスだった。時間をこじ開けて絶対ぜんぶたんのうしてほしい(

    0
    2024年11月26日

    Posted by ブクログ


    「天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。」というタイトルに強く共感しました。

    この本は、インプットの質と量がアウトプットに直結することを教えてくれます。

    「あなたに足りないのは、圧倒的にインプットだ。」というメッセージは、日々の学びや体験を深めることの重要性を改めて認識させてくれました。

    0
    2024年11月03日

    Posted by ブクログ

    『本は頭のダンベル』論は好きな表現で、印象に残った。トレーニングで身体に負荷をかけるのと同様に、頭にも適度な負荷を与えて、良質な知識・情報をインプットすることが、クリエイティブなアウトプットにつながるんだなと。

    また、『自分を賢くしないものを、自分の目と耳と口に入れない。』についても共感。

    後半

    0
    2024年10月27日

    Posted by ブクログ

    天才を知る天才による良い「知識習慣」のお誘い

    普段の自分が全く読まない本だと思うのですが、ふらっと本屋に立ち寄ってふらっとタイトルを見た時から気になって
    目次を目にして更に読みたくなって
    読み終えてしまいました。
    自分はクリエイティブとは直接縁のない仕事をしていますが、自身のこれからの人生で何に触

    0
    2024年06月30日

    Posted by ブクログ

    芸術家ではない一般ピーポーな社会人でも
    学ぶことができる所はありました!
    食について、アウトプットについて、休日についてなど。
    天才と言われる人たちでも同じ人間であり、
    習慣の力は僕たちも同じように使っていいんだって安心した気持ちと同時に、習慣を続けた者にだけ、見える景色があるんだろうと、習慣の力の

    1
    2024年12月21日

    Posted by ブクログ

    インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。

    この本を読んで感じたことは、天才っていうのは特別じゃなくて、日々の小さな積み重ねの結果なんだなあってこと。
    たとえば、忙しい毎日の中で少しだけ立ち止まって、自分に必要なものをちゃんと選び取ること。それが「普通」の僕たちにもできる、

    0
    2025年11月11日

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